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日本全国のカゼをひいている皆さん、いかがお過ごしですか? 僕はもうダメです。寝ても寝ても治りません。週明けは長野の山の上で撮影だというのに、その後は怒濤の入稿ラッシュだというのに、いったいどうなってしまうんだろう? それにしても、こんな時期になぜカゼが流行るんだろう。編集部はほとんど学級閉鎖になりそうな勢いなのだ。
そんな昨日の夕方、〈ホクレア〉来航をニュースで伝えるべく頑張っている民放キー局の報道カメラマンに会った。来年1月に予定されている〈ホクレア〉のハワイ出航を、昼のニュースでたった4分間伝えるために企画書を書いたり上司の了解を取ったりの毎日を送っている。僕らシロートには4分くらいどうってことないじゃん、と思えてしまうんだけど、ニュース番組から4分獲得するのは大変なことらしい。しかも数ヶ月後のニュースだというのに、今から根回しをしないと間に合わない。 レッサーパンダが二本の脚で立ちました、なんてヒマネタを流すくらいなら〈ホクレア〉を流してもよさそうなものだけど、ネット各局にはテリトリーがあって、たとえば関東の局が関東以外の土地で取材するには大変な壁があるんだという。つまり東京の局からは沖縄到着の取材にも行けない。ハワイ出航はどうかというと、〈ホクレア〉のハワイ出航は「事件」ではなく、あくまでレッサーパンダ同様の「ヒマネタ」に属するため、出張許可はなかなか下りないらしい。民放キー局なんて取材費使い放題、全国どこにでも行けるもだと思っていたけど、そうでもないんだなぁ。 ひとりの報道カメラマンがテレビ局を動かす。しかもゴールは数ヶ月後のたったの4分。 「ナイノアの話と人柄に惚れちゃったんですよね。これは絶対に僕が伝えなくてはならないと思ったんです。4分間のコンテは、もう完璧にできてるんです。せめて出航シーンだけでもハイビジョンに収めておきたいですよ」 メディアの世界にまたひとり『ホクレア熱』の患者が現れた。アロハだ、歓迎しよう。 その4分間を見逃すわけには行かない。来年の話だけど、放映のスケジュールがわかったら皆さんにもお知らせします。彼の努力が報われるよう、皆さん、祈ってあげてください。 ▲
by west2723
| 2006-10-28 12:05
| 陸での話
金曜日の夜、一瞬でカゼをひいてしまった。いや別に、寒かったわけでもムチャしたわけでもないけれど、クルマで自宅に帰る間にカラダ中がだるくなってきて、降りる頃にはすっかり喉が痛くなっていた。クルマの中ってカゼひきやすくありませんか? 空気が乾いていたりホコリっぽかったり。1週間近く不規則な毎日を送り、おまけに寝不足が重なると、すぐにやられてしまう。おかげで週末はよく寝ました。今週もドタバタなので、週末のうちにいかに回復するかが勝負なのです。
ところで、ハワイから帰ってきた友人やハワイに住んでいる友人から、たびたびメールが届くようになってきた。どのメールもサンドアイランドからの報告なのだ。もちろんカメハメハスクールの生徒に混じって、〈ホクレア〉修理のお手伝いに行ったという話。ナイノアもたびたび現れるらしく、「ホクレアに興味があるのなら大歓迎だよ、いつでも来て欲しい」とのこと。日本航海を控えるナイノアにとって、自分の周りにハートのある日本人が集まることは、とても心強いに違いない。 こんな話を聞いていると、いよいよ日本航海が近づいて来たなぁ、と思う。多くの日本人のタマシイが、サンドアイランドで〈ホクレア〉に吹き込まれているようだ。こうなると、あまり歓迎イベントの心配などしなくても、普通に来航して、普通に日本を周航するだけで、〈ホクレア〉の日本航海はうまく行くように思えてくる。モノゴトは良い方向に回り始めている。僕のアタマにそんな確信めいたものが芽生えれば、過去の実績から言えばきっとうまく行くのだ。これまで脳に巣くっていたバイキンくんたちがカゼの熱でくたばってくれたせいか、妙に勘が冴えてきているぜぃ、ゴホ、ゴホ。 ところでこの週末、江の島でカヌーの大会があったんですが、前日の夜に入れた「カゼで行けない」という連絡、うまく伝わっていなかったことが先ほど発覚し、慌てています。向こうのBBSにも書き込んでおきましたが、湘南アウトリガーカヌークラブの皆さま、大変失礼いたしました。 ▲
by west2723
| 2006-10-22 22:06
| ホクレア
ハワイ島北部の街、ホノカアに住む人からのメールによれば、道路が寸断され、コハラにもヒロ方面にも行けない状態らしい。近所の日本式寺院では墓石が50基ほど倒れているというから、震度で言えば5強というあたりなんだろうか? 震源はハワイ島西海岸沖、M6.6。カワイハエが気になるところだけど、幸い津波は無かったようで何より。人的被害がゼロであることを願うのみです。
ホノルルからメールが入らないけど、停電のせい? ハワイ島の地震でオアフ島が停電というんだから、かなり規模の大きな地震だったんだろう。しかし、こっちも今のところ人的被害は無いという話なので、何よりです。ちょうど今週末、ハワイに行く知り合いがいるので、何か必要なものがあれば頼んじゃいますよ。 その後、ホノルルは現地時間夜の9時30分に電気や電話は復旧したとの連絡。それまでの間、あの街は真っ暗、ABCやコンビニは長蛇の列だったようです。 ▲
by west2723
| 2006-10-16 11:39
| 陸での話
![]() たとえば、たまたま時間が空いていたからやってきた雑誌編集者とか、独行取材で送り込まれてきたキー局の社員カメラマンとか、 日頃はあまり発言の機会を与えられていない大新聞社文化部の記者とか、そんな、特集や番組内容に対する「決定には直接関わらない」人たちが、ナイノアの話に動かされ、「あのハワイの〈ホクレア〉ってヤツ、何とか取材させてもらえませんかねぇ」と、社のエラい人たちへの説得に動き始めているらしい。あの記者会見(と言うよりも記者発表?)にはボディブローのような効き目があったようなのだ。 続き ▲
by west2723
| 2006-10-13 23:02
| 陸での話
早朝、目を覚ましたらとても寒かったので、カヌーの練習には行かないことにした。トランクスではさすがにつらいだろうし、かといってウェットスーツでは漕ぎにくいだろうし。この中途半端に寒い時期、みんなは何を着て海に行くんでしょうか。なんて思っていたら9時頃から気温が上がりはじめたので予定を変え、トモダチを呼び出し、いつもの店でサーフボードを借りた。
いやあ今日の相模湾、富士山がホントにキレイだったね。右は丹沢、箱根に伊豆半島、正面には伊豆大島がくっきりと、そして江ノ島や三浦半島はもちろん、遠くに見えていたトンガリ山は房総半島の山々だったらしい。雲ひとつ無い快晴という言葉はよく聞くけど、これほど雲ひとつ無いのも珍しいんでないかい? 陽差しは宇宙の彼方から直接届く感じで、眼にはかなり悪そうだった。 この空の色は、理論的には宇宙から観た地球の色と同じなんだろうなぁ、と思った。同じ大気を上から見るか下から見るかの違いだからね。暗黒で、真空で、絶対零度の宇宙に、こんな色の球体が浮かんでいたら、そりゃあ美しいことだろうよ。そんな空の色を受けて、順光の相模湾も青一色。いやほんと、眩しい一日でした。夏よりも眩しく感じるのは、陽の光が斜めに差し込んで来るからかな? ▲
by west2723
| 2006-10-09 01:03
| 海での話
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