沖縄の話

このブログは連日、これまで見たこともないようなヒット数に達しています。おそらく、見てくれている人には沖縄の人が多いんじゃないかな、と思うので、私的な話になるけれど、お返しに少し沖縄の話をしてみたいと思います。何たって、僕は年に一度は沖縄に行かないと調子が悪くなってしまうほどの沖縄依存症なので。

とは言っても、僕が沖縄に通い始めてからまだ数年。最初は、シーカヤックに乗りに慶良間に行ったのが始まりです。その時はまだ1月下旬でしたが、海は充分に暖かかった。慶良間の信じられないくらいに青い海を漕ぎ、真っ白い砂の無人島でキャンプを張り、泡盛……。その時のガイドが今回糸満入港で大活躍した大城敏さんでした。彼は三線の名手でもあります。

で、その翌日、鯨が現れたんです。そのあたりでは3月いっぱいくらいは鯨がいるとは聞いていましたが、まさかこんなに目の前で現れるとは! うねりは1m以上ありましたが、全員で必死になって鯨を追いかけ、ホンモノが目の前に現れ、少しビビり、しかし再び現れるのを待ち……。やがて鯨たちは人間と遊ぶのにも飽きて、遠くに去って行く。僕たちはキャンプに戻り、再び泡盛。

僕は沖縄の料理とも相性がいいんです。とは言っても豚肉や炒め物関係だけではなくて、意外に野菜が多いことに注目しています。それも、強い紫外線を浴びたポリフェノールいっぱいの緑黄色野菜。沖縄でみそ汁を頼むとご飯がついてくるでしょう? あれが好きなんです。みそ汁には大量の野菜が入っているので、それだけで充分にご飯のおかずになる。僕にとって、沖縄の朝はこれですね。

で、昼はソーキそばで済ませ、夜は炒め物に泡盛、と。僕はサイコロ大の豆腐ようがひとかけらあれば、1時間だって飲んでいられます。
多くのプロ野球チームが沖縄で春のキャンプを開くけれど、あれは暖かいからだけではなく、沖縄料理が選手のコンディションを整える上で非常にいいからだという。わかる気がします。

あ〜あ、今すぐ行きたい。先日行ったばかりじゃないか、と言われるかもしれないけど、ずっと糸満の埋め立て地のようなところにいたか、あるいは船の上だったからね。泡盛でいい気分になっている余裕もなかったし。ということで、今度はいつだろう。サバニ帆漕レースにも行きたい。スタート地、古座間味の海の美しさを知ってしまったら、もうとうぶん慶良間からは抜け出せそうにないな。

ということで、沖縄の話を始めたらキリがないので、今日はこのくらいにしておきます。なんだか食べ物の話ばかりしていましたね。ホントは音楽の話をしたかったんだけど、また改めて。そしてもちろん、素敵な沖縄情報があったらコメントお寄せ下さい。さ〜てと、これから久米仙飲んじゃお。
by west2723 | 2007-05-01 22:27 | 陸での話


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