その時、破壊されたもの

広島出身の友人が「東京に来て最初に驚いたのは、8月6日が何の日か知らない人が多い」ということだったらしい。なるほど。僕もその言葉を聞いた時、「え〜っと、全校登校日だっけ?」なんてとぼける以外になかった。イカンね。

「キュー・テン・イチイチ以降の国際社会は…」なんてカッコつけて語りたがる政治や経済の評論家は未だに多いけど、「ハチ・テン・ロク」とか「ハチ・テン・キュウ」という言い方を聞いたことが無いのも奇妙だ。ということで、明日が8月6日。その時刻を迎える前に、ぜひ見ておいてほしいサイトがあるので紹介しておきます。

中国新聞社のサイトの中、「Peace Musium」に置かれている被爆前後の爆心の街というCGがそれです。街や建物のようすは忠実に再現されているとのこと。被爆後のようすを知るには広島平和記念資料館があるけれど、一方で、被爆前のようすを見ることによって、いったい何が破壊されたのか、核兵器がいかなるものか、よりリアルに理解できるはずです。ぜひ、ご覧ください。
by west2723 | 2010-08-05 21:37 | 陸での話


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