朝に書く文章

多くの雑誌に日記を寄稿している有名な写真家が、「日記を書くんだったら朝だぞ」と教えてくれたことを思い出した。それも起きてすぐに、朝ご飯を食べる前に数行でいいから書くといいんだ、という話だった。なぜなら、まだ前日の記憶が残っているし、かと言って印象に残ったシーンしか思い出さないから、文章が簡潔にまとまるんだと言う。前日の記憶を辿るという作業は、単なる「反省」よりも人を建設的な気分にさせるし、何よりも「ボケ防止」に役立つように思う。

出版の仕事は夜型で徹夜続き、という印象がまだまだ一般的なようだけど、実はもう少し健全です。仕事が深夜に及ぶのは入稿の時くらい。今どき夜型の編集部なんてものがあっても、そこからはたいした雑誌など生まれないと思う。また、優れた仕事を見せてくれるフリーランスのライターさんは、ほぼ例外無く、午前中から原稿書きをしているものです。

で、さっそく今朝、こうしてコンピュータの前に座ってみたんだけど、何〜んにも思い出せないんだよぅ。オレの日常なんて、そんなもんだったのか、と、少し寂しくなったところで、今日も快晴。とにかく出かけます。今日は銀行に行ったりお役所に行ったり、そんな事務手続きがいろいろ溜まっていて、そろそろ本気で片付けないとヤヴァイのです。
by west2723 | 2009-09-25 09:32 | 雑誌作り


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