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CO2削減よりも、新鮮な酸素の供給にこそ僕は関心がある

前回の文章で長々と書いたけど、僕が最も環境に望むものは新鮮な酸素なのだろうと思う。そのためには森が必要で、海にはサンゴが欠かせない。Uddahさんの話によると、沿岸の藻類だってバカにならず、海の砂漠化を食い止めなくてはならないらしい。ご存じの通り、彼らはいずれもCO2を吸収して酸素を排出してくれるので、結果としてCO2削減と同じことを言っているんだけど、「CO2が多すぎる」と言われるよりも「酸素が足りない」と言われた方が、より切実な感じがするでしょう?

いずれにしても、新鮮な酸素を作り出してくれる海や森を始めとする自然は、目に美しいものばかりだ。生命を守ってくれる自然が美しく見えるのは、きっと生き物としての本能なのだろう。だからこそ、コンクリートの大きな建物やプラスチックの小さなゴミなど、自然の景観から浮いたもの、自然の中にあって美しく思えない人工物などは、何らかのカタチで生態系を脅かすものだと直感できる。環境を考えるにあたり、このあたりの美醜を見分けるセンスは意外に大切なのかもしれない。

ところで僕が子どもの頃、「環境」や「地球」という言葉は今のような使われ方をしていなかったように思う。どちらかというと「自然」という言葉の方が一般的だった。たとえば山登りで山頂に立ったおじいさんは、深呼吸をしながら「やはり自然はいいなぁ」と言っていたけど、「やはり地球はいいなぁ」とは決して言わなかった。その後に「やはり自然は大切にしないとな」という言葉が続くことはあっても、「地球を大切に」とか「環境を守ろう」だなどと大それたことは言わなかった。

それがいつ頃から、なぜ、恥ずかしくもなく使われるようになったのか? その頃の時代背景と、使い始めた人々、彼らが使い始めた理由を知ることによって、今の環境問題が抱える問題(何だか複雑な言い方だな)を解き明かすヒントになるように思う。いったいいつ頃なのだろう。少なくとも、アポロが撮った地球の写真以降の話だろうけど。
by west2723 | 2009-10-29 21:41

地球温暖化って、ホントにいけないことなんだろうか? 〜 その2

ご無沙汰してました。前回、続きはすぐに書くようなことを言いながら、もう2週間以上経っていました。速い。このところ、時間の経つのが速くて、そんなに急いでいったい何を目指しているんだ、と思うことがある。そしてこの間、2日おきくらいに都内で用事があるので旅に出ることもできず、時間をみつけては本ばかり読んでいました。こういう時って、なぜか文章が書けなくなるもんです。僕にとって読む=ブレーキ、であるならば、書く=アクセルであり、両方同時にできないってわけです。そんな日々も一段落し、このブログを覗いてみると、そうだった、地球温暖化の話なんだった。

僕は日頃から、「エコ」な人たちが唱えていることが、どうにも問題を「芯」で捕らえていないような気がしてならないのだ。みんないいヤツだし、決して間違ったことを言っているわけではないけれど、話が枝葉末節に陥ることが多く、必ず居心地が悪くなる。そのポイントや基本的な疑問を列挙すると以下の通りだ。最初に結論から言ってしまえば、CO2だけを相手にしている間に、もっと重大な問題を見落としてしまうのではないか、ということ。
以下の話は自分でもけっこうムチャを言っていると思いますが、このブログに集まってくれている人たちからもキモチのいい反論を聞いてみたいと思っています。このテーマはゆっくり進めます。

続きはここをクリック
by west2723 | 2009-10-07 10:46

地球温暖化って、ホントにいけないことなんだろうか? 〜 その1

ここ数日、「環境」をテーマにした雑誌、中でもフリーマガジン、さらにはウェブやブログを集中的に見ている。言うなれば個人的な市場調査で、今後どのあたりに切り込んで行くべきか、いろいろ考えたりしているのだ。普通であれば他の雑誌などには目もくれず、お役所や社会的責任のある法人の発行する資料などを探すのが取材の基本なんだけど、今回は多少でも「エコ」に関心のある人たちの行動について知りたくて、あえて雑誌やウェブ方面を眺めている。このような情報発信者は自ら取材する予算も機会も少なく、良くも悪くも「又聞き」「伝聞」の情報にコントロールされることが多い。となるとオリジナルな意見は感情や流行に左右されることが多くなるので注意が必要だと思う。

「エコ」が単なる文学や音楽であれば罪は無いんだけど、個人や家族や社会全体の意思決定に欠かせない要素となった今、単なる「伝聞」では世の中をミスリードしてしま可能性が出て来ませんか、というのが最近の僕の問題提起なのだ。たとえフリーマガジンや個人的なブログであっても、そろそろ自分の目で見て、取材して、ホントはどうなのか独自に確認しながら作らないと、「環境問題」に対する世論は道を見失うことになる。ということで、この大切な自然が誤解され、取り返しのつかないことになる前に、もう一度、自分で正しいと思っていることを見直してみたくなったわけです。

ついでに言っておくと、「エコ」という言葉は、もともと「生態系」を意味する言葉だったように記憶している。それがいつの間にか「環境問題」そのものを語る言葉として使われていることが僕にはどうもキモチ悪いのです。こんなところからも「環境」が正しく理解されていないように思えてしまう。「エコカワイイ」ってナンなんだよ、ということで、ここでは「エコ」を「環境」と呼びながら話を進めます。最後まで進むかどうかは自信がないけど、とりあえず。(続く)
by west2723 | 2009-10-07 01:33

鞆の浦の埋め立て、架橋工事は中止!

数日このブログを更新していなかったところ、病気になったんじゃないかと心配してくれた某テレビ局勤務の人物から電話が入った。スマヌねぇ。実を言うと、会社にいれば総務や経理の人がやってくれていたお役所や銀行相手の業務を、今では一人でやらねばならず、これに手こずって慌ただしくなっていたわけです。そんな話、ここで書いてもつまらないでしょう? 
今さら言うのもなんですが、会社という組織は非常にうまくできているし、会社員って守られているんだなぁ、と痛感した次第です。しかし今さら言っても始まらん。モノごとは前に進めなくてはイカン。ということで頑張りましょう。この一連の作業を終えたら、ワタシは旅に出るのだよ。

ところでその電話の相手から、表題の第一報が届きました。まだウェブにも出ていないようですが、原告勝訴ということで、今日の昼頃からニュースで流れるかもしれない。関心のある方は検索してみてください。鞆の浦=とものうら、と読みます。
by west2723 | 2009-10-01 10:41 | 陸での話