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Luppiiiy Island

素敵な本が出版されたようですね。キチンと読んでからこちらで紹介しようと思っていましたが、それではいつになってしまうかわからないので、とにかくお伝えしておきます。右にkazuさんからお知らせがコメントされてますが、ここで改めて紹介すると以下の通りです。

《通訳ボランティアとして周防大島で初めてホクレアを見て、クルーと接して、衝撃を受けた女性が、その衝撃を2年間かけて熟成させて、メッセージ絵本として形にしたものです。何十万語の言葉よりもクリアに、ホクレアとそのクルーたちの存在理由を明らかにしてくれています。
タイトルは『Luppiiiy Island』、著者はMaiconさん、版元は文芸社です》

《Maiconさんの本名は、私と同じ姓で、ただそれだけで私が威張ってしまいたくなるのですが、さらに、彼女は村上水軍直系の子孫なのだそうです。こんな素晴らしい出会いを取り持ってくれたホクレアに、本当に感謝です》
by west2723 | 2009-05-28 10:03 | ホクレア

『アロハ!私のオハナ』回覧方法

すでにいくつかご希望が寄せられていますが、ダミさんからDVDが届き次第「個人として楽しむ」ためのDVD回覧を始めたいと思います。

・近いうちに最初の希望者の方へDVDを発送します
・その時に、次にご覧になりたい方のメアドと住所をお知らせしておきます
・見終わったら(ご覧になる期間はだいたい1週間くらいでしょうか?)次の方へ発送していただきます
・で、このリレー最後の方がテレビ新広島のダミさんへ発送(返却)していただく

という流れでいかがでしょうか?
ご希望の方は、このブログの非公開コメントでメールアドレスをお知らせください。後ほど、こちらから直メールで詳細をお知らせいたします。
by west2723 | 2009-05-25 08:30 | ホクレア

『アロハ!私のオハナ 〜 テレビ新広島』

〈ホクレア〉以降、再びテレビ新広島のダミさんが作った番組をようやく見ることができた。取材は昨年の夏から始まり、広島では3月にオンエアされた。〈ホクレア〉を追いかけるうちにすっかり日本が好きになってしまったという、ダミさん渾身のドキュメンタリー、第三弾です。

話は広島とハワイで同時に進行します。主役はお父さんが広島出身という日系二世のトコヨ・カワカミさん、87歳。あのアロハシャツの老舗〈イオラニ〉の創業者だ。〈ホクレア〉を紹介する番組を作った時、ダミさんはカワカミさんにもインタビューしていた。
「亡くなった父が広島の加計(カケ)という町の出身だとは聞いていました。でも、私の故郷についてわかることはそれだけで、家族がいるのかどうかもわからないんです」「故郷を一目見ておきたいし、家族がいれば一度会っておきたいけれど、ハワイから一度も連絡をしたことがないので、嫌われているかもしれない」
というカワカミさんの話に動かされて、何と、あのダミさんはそのご家族を捜し出してしまったのだ。

加計町(現在の安芸太田町)を訪ねたところ、カワカミさんの旧姓である野美さんという名字のお宅が1軒だけあった。訪ねてみると、野見家の若い娘さんは「遠い親戚にハワイに渡った人がいる」という。さらに彼女は野美家の家系図まで作りながら、まだ見ぬ家族のことを思っていたのだった。
ハワイに渡ったという人物の名は野美登見二郎さん。カワカミさんのお父さんの名前だった。さっそく周防大島のハワイ移民資料館に足を運び、データベースで検索する。1892年、21歳の若さでハワイに旅立っていた。

一方のカワカミさん。息子さんと二人のお孫さんの三人はハワイでもけっこう名の売れたハワイアンバンドで、昨年は日本でもコンサートツアーを行っている。そのツアーにはカワカミさんも同行していたのだけど、彼らの宿泊先にダミさんのカメラが入って行くのだ。
そしてあのダミ声が続く。「ご家族が見つかりましたよ」。

そこから先の再会の映像は、全国ネットに期待しましょう。「このような天国のような土地からハワイに渡るには、かなりの勇気が必要だったと思いますよ」「これで私の人生は完結しました」。初めて故郷の風景を眺めたカワカミさんの言葉に対して、僕の拙い解説では役不足だ。

いろいろな縁があって、これまでハワイと日本、遠く離れて暮らしていた見ず知らずの二組の家族が、一瞬にしてひとつの家族になった。こういうことをアロハ・スピリットと呼ぶんだなぁ、と、しみじみ思ってしまうのだった。
by west2723 | 2009-05-19 23:59 | ホクレア

深夜の東京湾と、南風に流される雲を眺めながら

このところ長く続いている緊張感から、一瞬でも解放されたいと思った。少し俯瞰した場所から今の生活を眺めてみたいとも思った。なんてね、回りくどく言えばそういう言い方になるのだけど、つまりちょっと部屋の模様替えをして、風水なども意識して、ベッドを窓に沿うように置き直したというだけのことです。そして、さっきからずっと東京湾の夜景を眺めていました。

湿度が高く、空がとっても低い。天使は降りて来そうにないけれど、強い南風に流されて、窓の少し高い位置を雲がビュンビュン流れて行くのだ。深夜の雲なんだけど、東京の夜にも「自然」というものはこうしてやってくるんだぜ、と言われているようで、けっこう心強い。ぼんやり眺めているだけで、2時間くらいすぐに経ってしまうね。

ウイスキーのソーダ割りを作り、音楽を流してみたら、まるでフルサトに帰ったような気分になった。音楽はiPodに入れた1970年前後のものをシャッフルしてます。誰でもご存じの曲が多いはずです。ビートルズとかストーンズのように楽曲の多いアーティストの場合、そこから何を選ぶかによって気分が分かれるようですね。もしも趣味の合う方がいればお試しください。

・Don and Dewey/It's a Beautiful Day
・Massachusetts/Bee Gees
・Holliday/Bee Gees
・The Circle Game/Joni Michell
・Both Sides Now/Joni Michell
・Those are the Days/Mary Hopkin
・Down by the River/Neil Young
・Tell Me Why?/Neil Young
・After the Goldrush/Neil Young
・Willin'/Little Feat
・Ruby Tuesday/Melanie
・Tell Me Why?/Melanie
・Lay Down/Melanie
・CrossRoads/Cream
・WhiteRoom/Cream
・I am the Walrus/The Beatles
・Strawberry Fields Forever/The Beatles
・She's a Rainbow/The RollingStones
・Somebody to Love/Jefferson Airplane
・High Flying Bird/Jefferson Airplane
・Wasn't Born to Follow/The Byrds
・The Ballad of Easy Rider/The Byrds
・You Can Close Your Eyes/James Taylor
・Come All Ye/Fairport Convention
・Back Street Slide/Richard & Linda Thompson
・Civilization/Richard & Linda Thompson
・Jet Plane in a Rocking Chair/Richard & Linda Thompson
・Stairway to Heaven/Led Zeppelin
・America/Simon & Garfunkel
by west2723 | 2009-05-18 01:22 | 音楽

助けたいと思った

宮城県の小学生4人が踏切で倒れたおばあさんを救った、というニュースをご存じですか? さっきテレビのニュースにこの小学生たちが映ったんだけど、彼らのようすにはホントにココロが洗われた。小さいニュースかもしれないけど、ここでそのようすをお知らせしておきましょう。

ことの起こりは先週土曜日の昼だった。
・遊びに行こうと集まっていた少年2人少女2人、4人の小学生が、人通りの少ない田んぼの真ん中にある複線の踏切を渡っていた。
・彼らが渡り終える頃に警報機が鳴り始め、彼らの後ろで遮断機が下りた。その時、後ろで「ガシャン」という音がした。
・見るとそこには倒れた自転車の下敷きになって動けないおばあさんの姿があった。周りには買い物袋から飛び出した野菜などが散乱していた。おばあさんは貨物列車の迫る線路の真上に倒れていた。貨物列車はすでに踏切から100mのあたりまで迫っていた。

で、ここからの彼らの行動が凄いの何の!

・少年の一人が自転車を踏切の外へ持ち出す。
・少女の一人がおばあさんを踏切の外へ連れ出す。
・もう一人の少年が散乱した荷物を集める。
・もう一人の少女が踏切の緊急停止装置を押す。

そして貨物列車は踏切を通り過ぎ、80mほど先でようやく停止した、というものだ。

無事に助けた、という彼らの偉業についてはひとまず置いといて、この咄嗟のチームワークはどのように作られたのだろう、と思う。カヌーが転覆した時にもこのような役割分担があるけれど、それだってある程度の練習が必要になる。しかし、彼らは列車が100mまで迫る中、咄嗟の判断で各自の役割を完璧に果たしたのだ。いったい誰がこの短い時間の中で指示を出したのだろう? 小学生ながら、驚くべきリーダーシップだ。

そして今日、彼らはJR東日本から感謝状を贈られたとのこと。記者の質問に対する言葉は表題の通りです。少年の一人が語ったコメントだけど、シンプルで、まるでエディ・アイカウじゃないか。少女の一人のコメントは「怖かった」という正直なものだった。しかし、それでも助けに行った。

人が人を助けたいと思うのは本能なんだろうか? なぜなら彼らはまだ小学生であり、「人が踏切で倒れていたら、命をかけて助けなくてはならない」なんて学校ではきっと教わっていないはずだからだ。むしろ「危険だから近寄ってはいけない」と教わるかもしれない。しかし、彼らは「助けたいと思った」。もしも僕が同じ場面にいたとして、果たして彼らと同じ行動が取れただろうか。助けたいとは思っても、ここまで首尾よく救出できずに無惨な場面を迎えてしまうかもしれない。なんてことを咄嗟に想像してしまって、救出にさえ行けないかもしれない。

これほど重く清々しい言葉を、最近は聞いたことがなかった。何だか深く癒されてしまった。救出された女性やJRばかりではなく、僕たちも彼らにはココロから感謝しなきゃいけないな。
by west2723 | 2009-05-14 23:19 | 陸での話

Green Collarって何だ?

連休に入って以降、天気のいい日が続いたせいもあり、かつ公私共にあっと驚くようなことが多かったので、なかなかこのブログを開く時間がありませんでした。が、とにかく元気です。

ところでこの数週間の間、「Green」という言葉に関わることが多かった。グリーン・ニューディールとかグリーン税制とかUddahさんのオーシャン・グリーンとか……。言うまでもなく「環境」の代名詞として使われる「Green」のことです。もしかすると「エコ」という言葉がすっかり時代遅れになって、代わりに「Green」が使われるようになったのでは? と思うくらいの勢いではありませんか。

そんな中、とりわけ僕の感覚に刺さった言葉は「グリーン・カラー」というものだった。

続き
by west2723 | 2009-05-09 01:20

こんな夜に……

忌野清志郎さんが亡くなった。やっぱダメだったのかぁ、とは思いながらも、真似しようにもできないあの声と、ホノルルセンチュリーライドで見せてくれた速さはしっかりと脳裏に焼き付いている。
とにかく合掌です。

あの人の凄さは、何をやっても「臭く」ならないところだった。何をやっても常にポップなのだ。
難しいことを歌っても決して説教臭くならなかったし、どんなメイクをしても決して浮かなかったし、自転車に乗っても決して汗臭くならなかった。いつもワクワクしながら、誰でも受け入れる謙虚さと、誰でもついておいでというフトコロの深さを持ち合わせていた。

それまではMTBにしか乗らなかった僕が、ロードバイクもいいなぁ、と思ったのは、清志郎さんのドキュメンタリー「奥の細道」をテレビで見てからだった。そうか、こういう自転車の乗り方もあるのか、こういうダサくないウエアの着こなしもあるのか、と。僕はそれから仲間数人と銀座から新潟までロードバイクで走り、そのようすをレポートしたことをきっかけに自転車のムックを作った。

もちろん清志郎さんにもお会いした。ホノルルでは少し一緒に走ってみた。そして全然ついて行けなかった。清志郎さんは100マイルを6時間30分ほどで走っていたと思う。僕は7時間30分くらい。
かなり先に到着した100マイルの折り返しポイントでは、キモチ良さそうにタバコを吸っていたっけ。

ポップであること。何をするにしても、それを心がけておかないことには何も伝わらない。人はそれぞれ難しいテーマを抱えながら生きているものだけど、それを難しいまま伝えようとしてもメッセージにはならない。そんなことを、清志郎さんを見るたびに思っていたもんです。彼こそまさにオンリー・ワンだった。あの身軽な姿を、立ち居振る舞いを、センスを、絶対に忘れないようにしよう。
by west2723 | 2009-05-04 12:56 | 音楽