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沖縄海洋博公園について

あなたのご意見をお聞かせください、とのことです。公園内の海洋文化館には、〈ホクレア〉のデザイナーとしても知られるハーブ・カネ氏によるタヒチのカヌーも展示されています。さらに海洋文化の発信基地として、沖縄海洋博公園は10年計画のもと、大きく生まれ変わろうとしています。ご注目ください。そして、この試みに参加してみてはいかがでしょう? 締め切りは3月16日。詳細は以下のリンクから。

http://okipark2008.posa.or.jp/
by west2723 | 2008-02-27 05:42 | 陸での話

明日配信、雑誌『Tarzan』のメルマガより

実に7年間にも渡って連載された、内田正洋さんの『いざっ! カマ・ク・ラ』がこの号をもって最終回を迎えました。最初は『in the news』の中の小さなコラムとして、内田さんのイキオイに圧されて始まった連載でしたが、続けるうちに妄想が膨らみ始め、ハワイの航海カヌー〈ホクレア〉をテーマにした雑誌ができないか? なんて話になり、やがて〈ホクレア〉を日本に呼ぼう、という運動へ繋がり、そして昨年、ホントに〈ホクレア〉が来てしまうという夢のような経験をしました。
 
予想通り〈ホクレア〉の来航は全国ニュースにはなりませんでした。しかし沖縄から横浜に至る各寄港地では熱狂的な歓迎を受け続け、ローカルニュースのトップを飾りながら北上して行った〈ホクレア〉はさすがでした。大切なものは、ローカルのニュースなのだ。太平洋の島々に自信と誇りを取り戻させた革命船のオーラを、まざまざと見せつけられる日本航海でした。
 
「オレたちがグローバルスタンダードって呼んでるものなんて、少しもグローバルじゃなかったんだよな」
日本の海に浮かぶ〈ホクレア〉を眺めながら、何人の友人たちとそんな会話を交わしたことか。歓迎に現れる人々の中にはお年寄りの姿も多く、皆、一様に懐かしそうに〈ホクレア〉を眺める姿が印象的でした。

〈ホクレア〉を知るためにたびたびハワイへ取材に行き、ハワイを学べば学ぶほど日本が知りたくなる。そんなことを繰り返した連載でした。
「海から見る日本列島は、本当に美しかった」
横浜でゴールを迎えたナイノア・トンプソンの言葉に、この連載の意味を再認識したいものです。
内田正洋さん、7年間お疲れさまでした。
by west2723 | 2008-02-26 20:27 | ホクレア

勝浦

二個玉低気圧で南風が強く、今日のランは楽しくないだろうから止めました。夕方あたり、風が止んだら近所を走ってみよう。千葉県房総沖では波の高さ5m。行方不明となったお二人の捜索は困難なのだろうと想像する。漁を休んで捜索に当たっていた漁師仲間の方々も、今日は海に出られず勝浦漁港で無事を祈る輪に加わっているという。

勝浦には知り合いのプロサーファーが住んでいるし、フィットネス研究の盛んな国際武道大学があるのでたびたび訪れる。朝市があり、初夏にはカツオで賑わい、温暖で、非常にゆったりした空気の流れる街。しかし今年のひな祭りのイベントは、お二人の無事を祈って歌舞楽曲を控えるとのこと。

最新鋭の情報収集機器で武装されたはずのイージス艦が、足下の漁船団を見落とすという皮肉。かつてもこの海域で、海上自衛隊の潜水艦と遊漁船が衝突し、自衛官たちは沈んで行く船をただ見ているだけ、という事件があった。そして再びこの事件が起きて以来、驚いて言葉がまとまらない。まずは奇跡でも何でもいいから起こってもらって、お二人が元気に帰ってくることを願っています。
by west2723 | 2008-02-23 12:57 | 海での話

すでにご存じの方も多いとは思いますが

去年の7月29日、ナイノア・トンプソン氏を招いて東京海洋大学で開かれたシンポジウムの主催者たちが、新たにブログを始めています。〈ホクレア〉来航1周年に向けて、あるいはその後に予定されている世界1周航海に向けて、あのシンポジウムをWeb上で展開して行こうという試みです。

http://hokusym08.exblog.jp/

海に関する「学問的な」話から「ちょっといい話」まで、航海カヌーや海に関するテーマだったら何でもアリで進んでます。シンポジウムを主催した後藤明先生という行動する学者さんから、内田正洋さん、西村一広さんという「漕ぎ」と「帆走」のエキスパート、あるいは各寄港地で〈ホクレア〉を応援した人たちが、皆さんここに集まって〈ホクレア〉後を模索中。ぜひ覗いてみてください。

皆さんシゴトを終えてからホロ酔い加減の時に集まってくるので、何となく居酒屋にでもいるような気分になれて楽しいです。僕はここの管理人と称していますが、『ホクレア号、西へ向かう』では足もとの身近な話を、シンポジウムブログではテンカコッカやら太平洋やらの大きめの話を扱いながら、どちらも続けて行くつもりです。向こうのブログは居酒屋なので、チャージはコメントをひとつ置いて行ってくれればうれしいね、というシステム。ただし、執拗に長いコメントや連続コメントは無粋だし、ネット上でのマナーに反します。そのあたりはオトナの判断で、よろしうお願いします。
by west2723 | 2008-02-22 08:50 | ホクレア

人間ドック報告

結果って郵送されてくるんですね。仕事に出て行く前で、けっこう慌てた状態で郵便物をみつけたんだけど、もうその場で開封しちゃいました。もうドキドキです。だって、毎日が二日酔いみたいなもんだし、今どきタバコだって吸うし(走り始めてから本数は減ったけど)、根性は無いし、どうせろくな結果じゃないんだろうと、もしも入院することになったらどんな本を揃えようかなんてことまで覚悟して分厚い診断書に目を通し始めたところ……。

マズいよこれは! 呆気ないくらいに「異常は見あたりません」の文字列だったのだ。マジメに見てくれたのかよ、と言いたくなるくらい、恥ずかしくなるくらいにキレイさっぱり「異常なし」だったのだ。これでは検査結果を理由に仕事をサボれなくなってしまうではないか。ということで、あとは5月の「脳ドック」でも頑張ろう。「脳ドック」って名前も凄いね。脳を取り出して、どこかに預けてしまうようなニュアンスでしょう? できることなら冷凍保存してもらい、そのまま「代車」としてスペアの脳を借りて、2〜3ヶ月間の旅にでも出てしまいたくなるのだ。

ということで、あとは肩のケガを治すだけとなりました。そう、人間ドックでは「ケガ」の具合まではわからないんです。人って健康だとムチャをしてしまう。ムチャをするからケガをする。だったらムチャさえしなければ健康でいられるという理屈だけど、そういうのもツマラナイなぁ、と思う。ムチャをしてもケガをしなければいい。そのためにトレーニングをする。ま、全身のパーツがバランス良く機能できればいいんだと思う。頑張ろう、何にしても。
by west2723 | 2008-02-15 04:12 | 陸での話

海王丸とホクレア

去年の今頃〈ホクレア〉は何やっていたんだっけ、と思ったので、このブログの去年の2月を見ていたら、何と、すでに明日が日付変更線通過だったんですね。あの船団、貿易風帯ではホントに速かったんだ。そして今、ドライドッグに入っている〈ホクレア〉の掃除は続いていて、先日、ホノルルに入った日本の訓練船、あの美しい〈海王丸〉の若い船員たちも〈ホクレア〉の掃除に現れた。陸上での自由時間なんて少ないはずなのに、やるよなぁ、海に生きる人たち。

〈海王丸〉と言えば奥一等航海士ですね。そう、沖縄の海に現れた〈ホクレア〉を、深夜にもかかわらず糸満港まで無事にエスコートした、あのオク・イットウコウカイシです。彼はテレビ新広島の番組の録画を若い訓練生に見せながら、〈ホクレア〉の解説を行っていたらしい。ホノルル到着の出迎えにはナイノア・トンプソンや西村一広さん、内野かなこさん、そしてマイク船長を始めとする〈カマヘレ〉クルーたちの姿もあった。西村さんが出てくると〈カマヘレ〉クルーが出てくる。日本ではサポートクルーに徹した西村さんのポジションが偲ばれますね。

到着後は〈ホクレア&カマヘレ〉関係者全員が船長公室に招待された。その場ではミクロネシア〜日本航海の話題ばかりだったという。彼らですら1年前の経験から抜け出せないのだから、僕たちが未だ〈ホクレア〉の姿を思い出してボケ〜ッとしてしまうのもムリ無いよな。ところでナイノア・トンプソン氏は西村さんに対して、世界1周航海のアイデアをかなり詳しく求めてきているという。すでに〈カマヘレ〉に替わる伴走船も物色中とのこと。非常にゆっくりではあるけれど、動き始めているようです。少なくともナイノア氏の構想の中では。
by west2723 | 2008-02-14 02:55 | ホクレア

大山街道行き倒れラン

神奈川県民のココロの故郷、誰もがその名を聞いたことがあるのにどこにあるのかわからない、謎の大山街道を走破しようと思い立って2週間が過ぎた。ホントはこの連休初日に赤坂御門をスタートして、さっさと鬱陶しい東京レグ、つまり二子玉あたりまで走り終えてしまう予定だったんだけど、重度の二日酔いに見舞われてあえなく中止。2日目は雪で中止。そして今日、寝過ごしたため午後遅い時間に近所からスタートすることにしました。

とりあえず海老名駅に出て、そこからどっちに向かおうか考えたんだけど、もう日もかなり傾いて来ているし、初日なので軽く、ということで東京方向へ向かいました。走り出せば暖かく、かなり快適じゃありませんか。こんなことだったらもっと早く出てくればよかった、なんて後悔している間もなく旧246の望地交差点。ここの左の細い道が大山街道なのだ。ここから眺める大山はキレイです。

スペック上はほんの数キロなんだけど、けっこうアップダウンがあることと、交通量が多いことと、歩道がないことに萎えてしまう。だいたい旧街道って歩道のない場合が多いよね。なんて初日からモンクばかり言いたくないので、とにかく我慢しながらゆっくり走る。味も素っ気もない工業団地を通過。何なんだ、工場から漏れてくる、このケミカルな臭いは!

相鉄線さがみ野駅。ここを道なりに行かず、踏切を渡って真っ直ぐ行くのだ。事前に調べておいたのだ。でもまあ、この道が呆れるくらいに真っ直ぐだったなぁ。最近作られた道ならともかく、旧街道の頃から真っ直ぐだったらしい。振り向けばたしかに、この一本道は大山を目指していることがわかる。やがて246にぶつかり、信号を渡ったり側道に逸れたりしながら旧大山街道に戻る。

今日は鶴間までにしておこうかな、と思う。走りながら溝の口まで22キロの表示を発見。意外に短いもんなんだな、と思う。来週末、電車で溝の口まで行き、ここまで走って帰ってこようかと思う。とにかく、走っていると思うことが多いね。何を考えているわけでもないんだけど。そうこうしているうちに鶴間駅に到着。今日はここまで。用意しておいたウエアを重ね着して、電車に乗るのだ。

家に帰って『キョリ測』で見てみたら、今日の走行距離はちょうど10キロだった。初日としては上出来と言っておこう。
by west2723 | 2008-02-11 17:47 | 陸での話

〈えひめ丸〉事件から7年

2月10日、宇和島水産高校での追悼式のようすは、今でも全国のニュースで流れています。日本のキー局が今でもこの事件を伝えてくれていることに、少し救われた気分になる。地元紙では、同時刻にハワイでも行われた追悼式に〈ホクレア〉クルーが参列していたことも伝えられているそうです。ナイノアや内野かなこさんはもちろん、今年は西村一広さんの姿もありました。
by west2723 | 2008-02-11 11:39 | ホクレア

『 いざっ! カマ・ク・ラ 』連載終了

実に7年間にも渡って連載された、内田正洋さんの『いざっ! カマ・ク・ラ』最終回の原稿を入稿した。最初は雑誌の中の小さなコラムとして、内田さんのイキオイに圧されてワケもわからないうちに始まった連載だったけど、続けるうちに妄想が膨らみ始め、〈ホクレア〉をテーマにした雑誌ができないかな? なんて話になり、やがて〈ホクレア〉が来ないかな、という運動めいたものになり、そして昨年、ホントに〈ホクレア〉が来てしまうという夢のような経験をした。

その間、日本のメディアの中で唯一、かろうじて〈ホクレア〉を報じ続けた連載だったと思う。一連のすべてを見てきたページだったのだ。とは言え内田さんとは意見のぶつかることが多く、特集や別冊では時間切れで勝手に原稿を変えてしまうようなこともあったけど、この連載に関してはほとんど手を入れないように心がけていた。少なくとも、テーマは内田さんにお任せしていた。どこに向かってしまうのかはわからないけど、たまにはそういう連載があったっていいのだ。

最終回として何やら壮大なまとめが来るのかと思っていたけれど、意外に淡々と終わってくれて、気分的にはいくぶん救われた。終わるのは連載だけであって、すべては続いて行くのだから当然といえば当然なのだ。しかし、仮に一時的なものであれ、これで定期的に〈ホクレア〉を伝えるメディアが無くなってしまった。僕もこの号を最後に編集部を離れ、まったく未知の世界に踏み込んでしまっている。いったいどこに向かうのか? ホントに島は見えているのか? その島は幻ではないのか?

すべては過去のものになる。取り戻すことのできないこの7年間、進んで来た道はこれで良かったのだろうか? 良かったとしても、すべては7年も前のアイデアなのだ。そろそろ変わらなくてはいけない。終わってしまう不安よりも、新たなテーマに向き合うヨロコビを追究したい。変わり続けて行く勇気は、知恵は、体力は残っているかな? とにかく、これからもこうして時間を進めるしかないのだ。ということで、連載の最終回は『Tarzan』2月27日発売号です。ご覧下さい。
by west2723 | 2008-02-09 20:12 | 雑誌作り