<   2007年 12月 ( 8 )   > この月の画像一覧

ホクレア号、西へ向かう サウンドトラック集

ヒマなので作ってみました。2005年1月にこのブログを始めて、一時中断の後に2006年8月に再開したわけですが、その間に紹介した音楽のリストです。紹介した順に並んでます。左がアーティスト名、右はアルバムタイトル。曲名の場合もあります。興味のある方は聴いてみてください。
言うなれば、ワタシの音楽は単なる60〜70年代趣味だったんですね。ブリティッシュ・トラッドはもっと紹介したつもりだけど、意外に少なかった。Steeleye SpanClannadなんて人たちは強くお薦めしたいものです。そして、ハワイアン、特にスラッキーギター関係はこれから充実の見込み。
〈ホクレア〉的に特にお薦めしたいものについてはリンクを貼っておきましょう。

Steeleye Span/Presents
Morphine/Cure for Pain
Roger Eno/Swimming
Hinewehi Mohi/Oceania→超お薦め!
Deep Forest/Pacifique
Ken Emerson/Hawaiian Tangos,Hulas,And Blues
Simon & Garfunkles/America
伊藤多喜雄/北の海の道
Pekelo/Going to Hana Maui
Keali`i Reichel/Kawaipunahele
John Lennon/Instant Karma
Neil Young/After the Goldrush
Otis Redding/The Dock of the Bay
Cyril Pahinui/NIght Moon
Karla Bonoff/The Water is Wide
天河原/天河原(Tingara)
Ry Cooder/Chiken Skin Music
喜納昌吉&チャンプルーズ/Blood Line
Jackson Browne/Late for the Sky
Rod Stewart/Handbags and Gladrags
Rod Stewart/Gasoline Alley
Neil Young/Harvest
Neil Young/The Last Trip to Tulsa
Sandy Denny/Like an Old Fashioned Walthz
美空ひばり/港町13番地
Keith Jarret/The Koln Concert
大滝詠一/空色のくれよん
The Pahinui Brothers/Isa Lei
Otis Redding/A Change is Gonna Come
The Byrds/Ballad of Easy-Rider
C.S.N.&Y./Deja-Vu
Richard Thompson/Henry the Human Fly
Jefferson Airplane/Surrealistic Pillow
Ry Cooder/Geronimo,An American Legend
Ry Cooder/My Name is Baddy
The Gabby Pahinui Hawaiian Band
Gabby Pahinui/Gabby
Doug & Sandy McMaster/Hawaii Aloha
Neil Young/Live at Massey Hall 1971
Keli'i Tau'a/Ha'a Hokule`a

76年の〈ホクレア〉タヒチ往還の際、最年少クルーだったMel Kinneyさんという方にお会いしたことがある。その時、彼は憧れのエディ・アイカウやタイガー・エスペリと共に、60年代のワイメアで過ごした頃の話を懐かしそうに語ってくれた。
「エディと共にビーチでラジオを聴いていたら、ビートルズの新曲が発表されるっていうんだ。ドキドキしながら聴いたもんだけど、それが『Sgt.Peppers』だったんだよな」という具合。

エディはハワイアンをとてもうまく歌ったけど、ボブ・ディランやTha Byrdsの曲もよく歌っていたらしい。エディが活躍していた頃のハワイのビーチは、ほとんどカリフォルニアと変わらなかったのかもしれない。〈ホクレア〉登場まで10年、まだアメリカの一部に過ぎなかったハワイ。
by west2723 | 2007-12-31 19:46 | 音楽

Deep Planet ハワイ編/BS朝日 1月1日A.M.8:00〜

年明け、テレビでは〈ホクレア〉関係の先駆けとなったBS朝日、『Deep Planet ハワイ編』が何回かに分けて放送されます。そのシリーズの中から、『蘇ったハワイアンの誇り〜ホクレア号』がオンエアされるのは1月1日の朝8時〜9時50分。僕が『ホクレア号について語ろう!』という雑誌の取材でハワイにいる間、この番組スタッフが後半に合流し、最後には共同取材となった。だからあの雑誌をそのまんま動画にしたような場面がいくつか登場します。

「日本の人たちの最もスピリチュアルな部分に〈ホクレア〉を届けたい」というナイノア・トンプソンの言葉は、この時にビショップ博物館内で語られたものです。あの頃は、こんなに早く、これほどの成功裏に日本航海が行われるなんて想像もしていなかった。そして、そして、タイガー・エスペリ氏の貴重なロングインタビューやサーフィンのシーンも収められています。

このシリーズはDVD化されるとは聞いていたけど、まだ実現していない(はず)。もしもあなたがBS朝日を視聴できる環境にあるならば、ぜひご覧下さい。ただし、You Tubeなどの動画サイトには、絶対にUPしないようにお願いします。再放送やDVD化など二次使用の可能性があるものを、ネットに流してはすべてがお終い。そのような行為が法律に触れることはもちろん、放送やDVD化への機会を阻み、広く皆さんの目に触れる機会が失われることになるわけです。
by west2723 | 2007-12-30 13:15 | ホクレア

野菜を庭に埋める

僕を見るとなぜか野菜を分けてくれる農家の人が多くて、前回のクリスマスの連休で久々に家に帰ったら、ネギやゴボウやニンジンやヤツガシラが大量に集まってしまった。もちろん遠慮はするし、お金を払うとも言うんだけど、あげると言い始めたら絶対に後へは退かない人たちなので、ありがたくいただくことにした。この冬、野菜が高いから、ホントにありがたい話ではあります。とは言え、近所に配るにも泥んこなのでどうしようと思っていたら、そうじゃん、コイツらみんな根っこなんじゃん、と気づいて庭に埋めておくことにしたのだ。浅く穴を掘って軽く土をかぶせる。

そして今日、1週間ぶりに家に帰って庭を見てみれば、相変わらずネギは元気、掘り返してみたらニンジンなんてイキが良くて今にも走り出しそうだった。やったね。今度のお正月は、三里四方の野菜で豊かに過ごすのだ。お雑煮が楽しみなのだ。

これから郊外への引っ越しを検討されている方、ぜひとも野菜を作る農家の多い街に住んでみましょう。すでに郊外に住んでいる方、ご近所の農家で野菜を買いましょう。これが地産地消の基本かも。こういうことを繰り返しているうちに、地元が好きになること請け合いです。そして駅前に魚関係を覗きに行ってみれば、神社ではそろそろ新年の支度。そしてしめ縄を売る屋台も出ていた。年末ですね。今年もこうして、間もなくゴールを迎えることができるってわけです。
by west2723 | 2007-12-30 01:54 | 陸での話

あの100倍の映像/Aloha! 未来

今になって「〈ホクレア〉って何なの?」と聞いてくる人が多くなった。おそらく、「今年ハワイから風変わりな船がやってきて、それがけっこう良かったらしくて……」というような日本航海のようすがクチコミとなって、ボディブローのように世間に浸透し始めたのではないだろうか? 大きなブームなど今は期待しないけれど、この感じ、ちょうどいい感じで、まだ〈ホクレア〉を知らない人たちの間を〈ホクレア〉は伝説となって帆走し続けているようだ。どうかそのまま進んでほしい。

そんなタイミングで今日のテレビ東京、良かったね。まだ世間は御用納めの真っ最中か、休みに入った人は大掃除でもやってそうな時間帯だったけど、贅沢は言っちゃあアキマヘン。

しかし想像を絶する編集でしたね。〈ホクレア〉を1から語るには避けて通れない〈ホクレア〉の歴史や伝統航海術の解説を入れながら、サタワル〜横浜までの航海を1時間に収めるなんて……。
この成否は制作者がいちばん痛感していると思うので、とにかくお疲れさまでしたと申し上げます。僕が出航を見届けるためにカワイハエに向かってから間もなく1年。あの夜、嵐を突いてオアフ島からやってきた〈ホクレア〉の上には、すでに吉田清継さんの姿があった。あれから1年……。

番組が進むにつれ、沖縄到着、宇和島、三浦、横浜、と、僕が訪れた場所、そして濃密だった1年を思い出し、最後、横浜港の空撮を見ているだけでこみ上げてくるものがありました。

ミクロネシアの映像、ホントに貴重でしたね。まだまだあの100倍の長さはあるらしいので、改めて、焦らず、皆さんが納得できるカタチで世に送り出して欲しいと願います。日本では天候に恵まれた上、ほとんど曳航されていただけに、ゆったりした〈ホクレア〉ばかり見ていたけど、サタワル到着目前の緊迫した感じは凄かったね。あれこそ〈ホクレア〉の真の姿なのでしょう。そして、あまりに儚いサタワル島の姿。島を背景にした〈ホクレア〉と〈アリンガノ・マイス〉の2ショット、ほんの数秒だったけどカッコ良かった……。いやはや、話し始めるとキリが無いので、今日はこのへんで。
当然、再放送はあるよね?
by west2723 | 2007-12-28 21:38 | ホクレア

忘年会用の思い出話、投入!

今になって、テレビ新広島制作による『光の海道』を繰り返し繰り返し見ている。間抜けなことに放送を見逃したために、友人が撮っていたDVDを借りたのだ。
感激屋のダミさんらしい編集だな。「じいちゃんばあちゃんが〈ホクレア〉を見て呆気にとられているようす、たまらんですね」と口癖のように言っていたけど、その通り、寄港地のご老人たちが懐かしそうに〈ホクレア〉を眺めるようすやコメントがたくさん入っていていい! そして何より、今では伝説となった櫂伝馬や打瀬船と〈ホクレア〉との邂逅が見られるんだから、それだけでもこの録画は一生モノだと思うよ。

1時間では短いという評判だったけど、寄港地を瀬戸内海に絞ることによって、同じ日本列島の中にも地方によって独特の海文化があることがかえってクローズアップされる。この編集は成功ですね。
番組の長さもちょうどいいと思う。入れてほしかったのは、荘厳な神舞に続き、お返しに祝島で披露された〈ハカ・ホクレア〉と、それを子どもたちが『リパブリック賛歌』で返すという一連の流れ。そしてアトウッド・マカナニさんが延々とミカンを食べ続けながら宮島を絶賛していたというロングインタビューくらいか。ところでこの番組、年末年始に日本に帰れない人のために、1月3日、ハワイでも放送の予定。ハワイ州観光局の計らいらしい。相変わらず頑張ってますね、観光局の皆さん。

もちろん九州での歓迎のようすも映像で見たかったし、七里ヶ浜や、セイルを広げた横浜入港のようすも見たかったけど、あくまでも制作は広島の放送局なのだ。だから瀬戸内海の凄さを見せてくれればそれでいいんだと思った。それにしても若々しいなぁ、打瀬のご老人たち。あとは吉田清継さんの番組が楽しみでなりません。吉田さんはカッチョよくまとめて来るんだろうなぁ。
c0090571_0223035.jpg
番組を見終わった後、マカさんに誘われて、ダミさんと共に〈ホクレア〉のワッチをした(ってゆーか泊まっていっただけなんだけど)朝を思い出した。天気の良かった横浜寄港中、あの朝だけは雨が降っていた。で、雨音で目を覚ました。一瞬「ここはどこ?」と驚いたけど、アタマを覆うバンクの布を見て、「ああ、ここは〈ホクレア〉の上だったんだ」と思い出した。寒さで少しカゼをひいたようで、少し頭痛がして、〈ホクレア〉に泊まった高揚感よりも、まだ誰もいない港の朝の風景に心細くなるばかりだった。

バンクのファスナーを開けて外に出てみると、寒い! しばらく深呼吸なんてしてみたけど、それ以上何もする気が起きず、雨に濡れた〈ホクレア〉のデッキの写真を数枚撮って、またすぐにバンクに潜り込んだ。暖かい。あの中はホントに暖かく、寝心地も良く、僕は再び眠ってしまったのだった。その朝は月曜日。つまり仕事が始まる日なのに、こんな調子で大丈夫なんだろうか、なんて思いながら、もう、どうにでもなれ、と。
c0090571_049365.jpg
という単なる思い出話でした。ところでハワイアン・エアラインの機内誌の10月号で日本航海の特集をやっていたんですね。内野さんのブログからの情報です。この雑誌、編集長は日本人なんじゃなかったかな? 興味のある方は取り寄せてみましょう。
by west2723 | 2007-12-20 00:45 | ホクレア

The Dark Side of the Moon

気圧配置が冬型になると、関東平野では乾燥した晴天が続く。日本海側は曇りか雪なんだろう。北海道も、あまりスッキリしない天気なのかな? まとにかくそんなわけで、東京は快晴。となると夕方の三日月が異様に鮮明に見えるんです。冬で日が短いと、三日月は早い時間から明るさを増す。

こんな時に月を見ていて気になるのが、光の当たっていない暗い部分なのだ。光が当たっていないとは言え地球からの光をいくぶん反射するため、輪郭がわかる程度には光っている。これがいいんだ。これによって、月が球体であることがよくわかる。グラウンドに転がった野球のボールのような、単なる球体が浮かんでいるだけ。きっと地球もあんな感じで浮かんでいるだけなんだろうなぁ、と思うと、かなり切なくなる。人間のアタマは無限と言っていいほどいろいろなことを考え、想像し、ついには世界をも征服してしまうわけだけど、僕の場合、寄って立つ地球があまりにはかないので、あまり大きなことは考えたくなくなるのだ。

なんてえことを思うには、今の東京の月はいいです。夕方は西の空を見上げましょう。
by west2723 | 2007-12-15 23:37 | 陸での話

『PRAY』という名前の雑誌

内野かなこさんのブログがたまに更新される。ホントにゆっくりしたテンポで更新されるから、気が短い人は覗かなくなっているかもしれない。何たって、今になってようやく9月のシンポジウムの話だもんなぁ。いいじゃありませんか。このゆったりしたカンジは、この夏に見た〈ホクレア〉にとてもよく似ている。ゆったりしてはいるけれど、着実に前に進んでいる。お元気そうで何よりです。

『PRAY』という雑誌、気になりますね。成功してほしい。ここで言う成功とは、商業的な成功というだけではなくて、編集者がいつまでも創刊当時の動機を維持しつつ、着実に支持者を増やして行くような成功を意味します。もちろん、ここの編集の人たちだってそう思っているだろうけど、雑誌って維持して行くのがホントに大変なんです。創刊してから3号目くらいまでのイメージは誰でも作れるんだけど、そこから先の展開が全く読めない。だからこそ、創刊号が良かった雑誌ほど後がタイヘンなんだ。だからこそ、道を拓いてほしいんです。内野さんのブログのように、慌てず、焦らず、ゆったりと続いてくれればいいな、と思います。
by west2723 | 2007-12-13 01:14 | 雑誌作り

リアル忘年会1号

このブログは年末に向けて長い忘年会に入っているわけですが、巷では早くもリアル忘年会が始まりました。気の早い連中は11月にやっていたけど、まあ、よっぽど好きなんだろうね。僕は今では飲んで騒ぐことこそなくなりましたが(いろいろな経験から学んだわけで)、みんなが騒いでいるのを見るのはとても好きです。そしてみんな同じ失敗を繰り返すのでしょう。これも学習です。

あるプロジェクトが終わると会わなくなってしまう人は多いものだけど、再会のきっかけとしての忘年会というのはいいもんですね。特に今年は〈ホクレア〉の来航があったわけで、あのまま会わなくなっていた人たちと再会できるのは楽しみです。来年からどうする? なんて話もできることでしょう。ただし二日酔いと共に忘れてしまうのかもしれないけど。

そんなわけで、2007年忘年会の第1弾は江ノ島でした。かなり遅れて到着しそうだったので、藤沢からタクシーで江ノ島へ。まだ夕方のはずなのに、弁天橋から見下ろす海は真っ暗でした。海……かぁ。気づいてみれば、海にやって来るのは3ヶ月ぶりではないだろうか? ホントに慌ただしかったし、今はその慌ただしさのピークにいる。この12月を無事に乗り切るイメージさえ湧いていない。

僕はタクシーを橋の途中で停めてもらい、そこから歩いて行くことにした。キリッと冷えた冬の空気に、まったりと懐かしい潮の香り。橋から見下ろすと、ヨットハーバーの灯りを受けてうねりが入ってきているのが見えた。カヌークラブの人たちは、さっきまでこの海を漕いでいたんだなぁ、なんて思いながら、しばらくぼんやり海を眺めてしまった。シゴトとは全く関係なく、元気な(常軌を逸して元気な)人たちに会いに行くというのは、ホントに楽しいもんでした。
by west2723 | 2007-12-03 02:01 | 陸での話