<   2007年 04月 ( 24 )   > この月の画像一覧

30日夜、〈ホクレア〉は奄美大島に避難

糸満を出航する前、行く手にはすでに低気圧が発生しており、チャド・ババヤンは奄美大島・名瀬港への避難を念頭に出航していました。奄美で低気圧が去るのを待つ構えです。空手道場に泊めてもらっているようですね。全員元気だし、暖も取れている、天候が回復すれば明日にでも出航するとのこと。なお、現在地についてはPVSのトラッキングマップ(ただし更新は1日1回あるかないか)でご確認を!
by west2723 | 2007-04-30 22:28 | ホクレア

反省会 その1

すでに〈ホクレア〉は沖縄を離れたとは言え、まだ7箇所の寄港地を残しています。しかし僕の回りは、すでにぐったり疲れた人たちの死屍累々という感じで、〈ホクレア〉に関わる誰もがストレスを感じ始めているようです。そこで、この航海を通じてどうすれば誰もが幸せになれるのか考えてみました。余計なこととは思いますが、ひとり反省会です。何かがうまく回らないと思った時にでも、ふと思い出していただければよろしいかと思います。

この予定の立たない前代未聞のイベントは、実に様々な人たちに支えられています。そして予定が立たないことに加えて、陸上の論理だけでモノゴトが動いて行くので、クルーが陸に上がった瞬間からさまざまなトラブルが発生します。そこで、それぞれのグループを分類し、それぞれの立場を理解すれば、トラブルの原因や、逆にもっと盛り上がる方法を探りやすくなると思うんですがどんなもんでしょう。そんなわけで、まずは登場人物の分類から始めてみましょう。

1:ハワイ州観光局
言うまでもなく、この日本航海の主催者。何よりも彼らの尽力が無かったら〈ホクレア〉の日本航海なんて向こう何年も実現しなかったことを理解しておかなくてはいけない。放っておいても観光客がやってくるハワイにおいて、その観光局が敢えてこのようなプロジェクトに挑んだことに感謝し、敬意を払い、支援したいと思う。また〈ホクレア〉を巡るあらゆる「動き」の情報が観光局に集まっていないと、つまり観光局がすべての情報のハブにならないと、不要な混乱の元となる。

ただし、彼らは決して海の専門家ではない。海の上で起こる様々なことへの予測が立てられない。カヌーの性格、カヌーを取り巻く海洋気象、そこから推定される日程、そして日本の港の構造、港での力関係などなど、「陸の論理」の通じない未知の分野にいきなりぶつかってしまって、まさに今、大変な思いをしている。困った時には下記「5」のスタッフとの連携が重要になると思う。

今後は陸上の都合やスケジュールに航海を合わせようとせず、あくまでも〈ホクレア〉の意志でスケジュールが弾力的に展開できれば、日本航海はさらに意義深いイベントに変わると思うけれど、どんなもんだろう?

2:〈ホクレア〉そして、海からやってくる人たち
日本の法律ではエンジンを持たない巨大な漂流物。だからこそ、日本の海のプロたちはみんな困っている反面、挑戦しがいのあるイベントだとも思っている。何より、その漂流物は目的を持っており、かつ確実に目的地に辿り着かせる技術を持った国宝級の人間たちを乗せている。

3:受け入れる自治体
観光局からの要請を受けて、日本航海をどうにか公式行事として認めてくれた人たち。地方によって温度差はいろいろ。瀬戸内エリアには熱い担当者が多いと聞いている。人事異動でこの4月から〈ホクレア〉に関わった人、つまりワケワカラン状態のまま本番を迎える担当者が多い。

4:各寄港地の歓迎イベント実行委員会
当然のようにやる気充分。常にハワイ州観光局の人たちやお役所関係とコンタクトを取りながら、クルーを日本人らしく暖かく出迎えるための準備を進めてくれている。彼らを翻弄するものは、日ごとに変わるスケジュールと、そのための各方面への連絡。

何はなくとも彼らが用意すべきものは、着岸の際に舫のロープを〈ホクレア〉から受け取る相手と、夜の到着に備えた照明、そしてワークショップの際にクルーが飲むための飲料水だ。イベントの演出なんて最後に考えればいいはず。まず無事に着岸させる方法さえ考えておけば、後はどうにかなるもんです。本番では、下記「5」のスタッフとの連携が極めて重要。

5:海でのサポートを行う日本人スタッフ
いかに伝統航海士とは言え、島をみつけることはできても、そこから先、動力を持たないカヌーでどのように港に入って良いかはわからない。そのための水先案内が主な任務。〈ホクレア〉に傷ひとつつけずにハワイに帰そうという気概に溢れている。

現在のところ、プロセイラーの西村一広さんと、彼の後輩である奥一等航海士(フルネームがわからない。普通に呼ぶと「奥さん」になってしまうので、みんな「オクイットウコウカイシ」と呼んでいる)、そこに内田正洋さんと彼の仲間が加わる。沖縄では海人の中の海人、シーカヤックガイドの大城敏さんも加わった。糸満で着岸の時、暗闇の中をジェットスキーで走り回り、〈ホクレア〉と〈カマヘレ〉への指示や、2艇を繋ぐ曳航用のロープを外していたのが彼だ。

6:漁師さん
観光局スタッフも実行委員会も、お役所に話してあるから大丈夫、と思うかもしれないが、それはあくまでも陸上での常識。海の世界ではもうひとつ、地元の漁師さんに話を通しておく必要がある。そこで、今のところは上記の「5」のスタッフが、もっぱら漁師さんとの交渉に当たっている。

漁師さんのほとんどは〈ホクレア〉のことなど知らないが、総じて動力を持たない航行に敬意を表してくれる場合が多い。つまり話せばわかる相手なのだ。当然ながら深夜や緊急時になるとお役所は機能できないが、漁師さんは臨機応変、絶大な力になってくれる。陸上のスタッフも、今後は漁師さんとはうまくつき合って行かなくてはならない。

そのためには、実行委員会や、できればお役所の人たちも、寄港前に観光局や「5」のスタッフと連絡を密にしておく必要がある。「5」のスタッフと地元の漁師さんとの連携の下、「間もなくホクレアが入港するので、全員配置に就くように」などの指示でみんながムダ無く動ければ、現場でのトラブルは半減するはず。

7:善意の第三者
観光局がプロジェクトを立ち上げる数年前から〈ホクレア〉に関わり、今回の航海にも協力を惜しまない人たち。あらゆる立場、あらゆる利害から、あくまでも中立を貫いているところに長年の余裕を感じさせる。具体的には、『ガイアシンフォニー』の龍村仁監督、写真家のニック加藤さん、内田正洋さん、といった人たち。ニックさんなんて自費でハワイから沖縄まで来てくれて、常にクルーの側にいて、いつも荷物運びを手伝っていた。アタマが下がります。

8:報道陣
ここに来てようやく〈ホクレア〉の凄さがわかってしまい、会社に無理を言って時間枠を取ったりページを取ったりしながら、大慌てで寄港地に駆けつけている。が、未だに予定通り進むスポーツイベントの乗りで取材に現れるため、現地では何も取材できずに途方に暮れることが多い。不明な点は観光局に問い合わせることになるが、このように先の読めない航海だけに観光局だってわからないことは多い。お互いパニックになる前に、〈ホクレア〉の行動パターンを読み、自ら事前に取材の段取りを決めておく『ホクレア勘』のようなものが要求され始めている。

9:歓迎に集まる人々
僕にとっていちばんナマの〈ホクレア〉を見てほしい人々。僕は分類上「8」の報道陣に入るのかもしれないが、気持ちの上では「9」に向かいつつあり、今は「8.5」の位置にいるのかもしれない。ナマの〈ホクレア〉やクルーに触れることを、今後も続く日常への刺激に変えて行きたいと思う。ただし、クルーは決してタレントではないのだ。必要以上に近寄ったり、カメラを構えたりすることだけは遠慮しておきたい。

なあんて分類するだけでも大変なことになってきました。今日はこのくらいにしておこう。
この作業は始めてみるとけっこう楽しいので、少しずつ時間をかけてアップデートして行きますね。
by west2723 | 2007-04-30 16:32 | ホクレア

野菜の苗を買う

4月29日の神奈川県は、目も眩むほどのいい天気だった。朝は空気が乾いていたせいか、まだ雪に覆われた白い富士山がくっきりと見えた。海に行こうか、と一瞬思ったけど、やはり予定を変えるのはやめよう。毎年4月29日には近所の県立農業大学が一般開放され、野菜や花の苗の市が立つのだ。もちろん地元産の新鮮野菜も買える。ここで売っているトマトが美味しいんです。

で、僕は毎年、ここでトマトやゴーヤの苗を買っているのだ。夏も近づく八十八夜の頃が、苗を植えるのに最適な季節。これを今から大切に育てれば、夏休みの頃には「これでもか!」というくらいにトマトやゴーヤが収穫できる。いやほんと、ほんの2〜3本の苗から、近所に配ってもまだ余るくらいの収穫になります。お薦めだね。ハーブとかプチトマトとか、そんなチマチマしたお洒落系野菜じゃなくて、トマトやキュウリといった生活野菜を育てましょう。

ここでは酪農の研究もしているので、来場した子どもたちのためにヤギやヒツジやウサギも登場。ヒツジなんて久しぶりに見たけど、オマエら暑くないのかよというくらいに羊毛で覆われていた。ちょっと触ってみたら、ホントにセーターみたいだったな。ヒツジとヤギがまったく同じ鳴き声なのにも感動した。鳴き声は同じなのに、この両者はあまり似ていないところが不思議だね。ニワトリも走り回っていた。自由なニワトリというのは、見ていてなかなか清々しいものだ。

シゴトのことも〈ホクレア〉のこともすっかり忘れた一瞬。明日も天気は良いみたいです。
by west2723 | 2007-04-30 00:08 | 陸での話

29日朝、〈ホクレア〉ったら糸満港の中から、いきなりセイリングで出航!

ということで、〈ホクレア〉は8時30分頃に出航したとのこと。出航の時にはいい風が吹いていたため、航海士チャド・ババヤンは何と港の中でセイルを上げ、曳航ではなく、いきなりセイリングで出て行ったというから驚きです。そんな話、聞いたことがない。〈ホクレア〉ってけっこうワイルドなんじゃん! カッコ良すぎ。今回の水先案内役を務めたUddahさんも興奮しまくってます。
でも、沖縄の皆さんは今日から少し寂しくなりますね。

そして熊本まで、この時期、3日に1度は低気圧が発生するという厳しい海域を行きます。万が一の場合の避難港は奄美大島になるはずですが、行く手にはさっそく低気圧発生。チャドは明日〜明後日の間には〈ホクレア〉を奄美大島に辿り着かせる目論見のようです。頑張れ! 水先案内は、西村一広さんと共に暗闇の中、〈ホクレア〉を無事に糸満港に入れた奥一等航海士だ。

一方、宇土でのイベントで講演する内野かなこさんは一足先に飛行機で熊本に入り、イベント終了後は再び船で〈ホクレア〉まで戻り、海上で搭乗するという慌ただしい段取りになっています。

内野さんは水中写真家として活動しているけれど、実はとても簡潔で美しい文章を書く人でもあります(→ご本人のブログ)。糸満到着後に行われた記者会見でも、彼女は言葉を慎重に選びながら、無駄のない美しい日本語で語りかけ、その誠実さは集まった記者たちにも絶賛されていました。宇土の人たちはハワイ人クルーの話が聞きたかったんじゃないかな、と内野さんはかなり気にしているようだけど、宇土の皆さん、そんな彼女のスピーチにご期待下さい。

併せて、もうひとりの日本人クルーとして有明海に現れる荒木汰久治さんは、他ならぬ熊本県のご出身です。彼が〈ホクレア〉に乗って成し遂げる壮大な里帰りを、できるだけ多くの人に見届けてもらいたいと思います。
そうそう、Uddahさんも熊本出身。弟さんは今も熊本在住のミュージシャンで、全国を回りながら歓迎イベントを開催し、Hokule`a 航海 2007基金を募ってくれています。
by west2723 | 2007-04-28 21:08 | ホクレア

過密スケジュールがとても気になる

昨日25日に行われた一連の歓迎イベントはいずれも大盛況、なおかついい感じの交歓が行われたようで、「僕ももう1日いたかったなぁ」としみじみ思います。入港が深夜になってしまったので、再度明るい時間に入港シーンを再現するという大サービスぶりで、沖ではセイルまで広げたという。

と・は・言・え・……。
その間にナイノアが参加を希望していた民間主催による歓迎イベントには出席できなくなったと聞いて、少し切なくなった。その場にナイノアが行けば、いったいどのような化学反応が起きるのか、僕はずっと楽しみにしていたのだ。そのイベントとは、最近沖縄南部に発見された遺跡で準備されていたもので、そこでこれまた秘技とされていた『航海の安全を祈る踊り』が披露されるはずだった。
その遺跡がどこにあり、どのようなもので、どのような踊りであるかについて、僕は語るべき立場にいない。長年に渡って研究を続けて来られた方によって明かされるべきことだ。思わせぶりな言い方で申し訳ないけど、それまでお待ちください。

言うなればハワイ島のナビゲーション・ポイントによく似た場所で、〈ホクレア〉来航を機に、その存在と、その儀式の意味が明らかにされようとしていたのだ。いや違うか、実を言うと儀式だけは明らかにされた。だからこそ僕もこのことについて話すことができる。これは「公式な」行事ではないという理由でナイノアは出席できなかったけれど、内野かなこさんやカイナさん、ポマイさんほか何人かのクルーは参加できたらしい。だからいずれ、彼らの言葉でも語ってもらえるはずです。

今日は午前と午後にそれぞれ1回ずつのワークショップ。そして夜は講演会。とても12日間に及ぶ航海を終えたばかりの人たちとは思えないスケジュールだ。何よりも、彼らの偉業を称え、労をねぎらい、疲れを癒すための歓迎イベントであってほしかったけど、どうやらモノゴトは逆に進んでいるように思えてならない。

僕はイベントやワークショップはできるだけ多く開催してほしいと思っている。できるだけ多くの人に本物の〈ホクレア〉の姿と、そのスピリットに触れてほしいと思う。特に海に対して興味を持ち始めた若い人たち、そして将来の海を守る子どもたちにとって、これほど貴重な機会はないのだから。特に沖縄は海と人との関わりが色濃く残る島々。5日間なんて言わず、沖縄滞在には思い切り時間を割いて、クルーのみんなには心ゆくまで「旅」を楽しんでもらいたかった。

課題は、あまりにコンパクトな日程なのかな? いろいろ事情があるとは言え、短期間に公式行事をこなすだけの来航であれば、クルーにとっては苦痛以外の何ものでもない。日本航海の最中にどこかでムリが生じてクラッシュが起きないように、今となっては願うばかりだ。何だったら、出航前に低気圧のひとつも発生してくれないかと思う。となれば、クルーにとっては何よりの休息になるから。そのくらい、みんな疲れ始めている。現地でようすをご覧になった皆さんは、どう思いましたか?

ところで、熊本での歓迎実行委員会のホームページができました。
アドレスはhttp://www.city.uto.kumamoto.jp/hokulea/index.htmです。イベントの開催日は要確認。クルーの講演者も「その時に〈ホクレア〉に乗っていない誰か」とのことで、沖縄からハワイにいったん帰国するナイノア氏が講演のために来日できるかどうか、目下検討中という話です。
by west2723 | 2007-04-26 21:36 | ホクレア

ホクレア到着!

すでにお聞きおよびの方も多いかと思いますが、24日午前1時、〈ホクレア〉は沖縄・糸満港に無事着岸いたしました。エスコートボートから〈ホクレア〉を視認したのは夕方5時30分頃。セイルを畳んで、〈カマヘレ〉に曳航されながら近づいてきました。いやはや、これまで幾度となく写真で見てきた姿ですが、ナマで、それも日本にやって来るようすを見た瞬間、僕は言葉を失いました。
c0090571_23154091.jpg
内野さんは昨日の夜、つまり沖縄のすぐ近くにいながらも島が見えない夜が、ヤップからの航程のなかでいちばんつらかったと言っていました。しかし、海の上で出会ったクルーが皆元気なのにびっくり。荒木タクジさんの表情も、海でバッタリ出会ったときとまったく変わらない。声も相変わらず大きいので、海の上ではよく通ります。いちばん疲れているのはナイノアかもしれない。そして何よりカヌーの上に4人の女性がいると、とても穏やかな印象を与えるものですね。
c0090571_19181660.jpg
内野さんを通訳に、エスコート役の西村一広さんとナイノアさんは海の上で入港の段取りを打ち合わせ。当初は「クルーが疲れているのでできるだけ近くの港に入りたい」という希望だったものが、「明朝は天気が荒れそうなので、今日のうちに糸満に入りたい」というものに変わり、急遽糸満港に連絡、などという慌ただしい作業がエスコートボートの上で続くわけです。
c0090571_2326315.jpg
速度はおよそ3.5〜4ノット。このままだと入港まで10時間はかかるね、などと話していたら、〈ホクレア〉はセイルを上げ、ちょいと速度も上がります。彼らも同じことを考えていたのでしょう。行きには2mほどあった波も、糸満に近づく頃には鏡のように穏やかになり、さらに幸運なことに、入港の頃には満潮、潮止まりを迎えていたので、かなりスムーズに入港できました。あれほどの低速で入って来ながら、けっこう小回りの効く〈ホクレア〉の性能にはちょっとびっくり。

あんな深夜にもかかわらず、200人ほどでのアットホームな歓迎。海の上からも三線と手拍子は聞こえていましたよ。陸上で見ていた人の話によると、最初に〈カマヘレ〉が入ってきた時には大歓声が上がり、続いて〈ホクレア〉が入ってきた時には静まりかえったとのこと。たしかに夜の入港というのは、なかなか神秘的なものでした。ホントは2艇を泊める場所が暗くて見えないので、岸壁で待つ知り合いに電話をかけ、クルマのハザードを出してもらって確認、なんていう原始的な方法で着岸したのでした。
c0090571_21585233.jpg
気になったのは、夜の場合はアウトリガーカヌーやカヤックがエスコートボートからは視認しにくいこと。気持ちはよーくわかるけど、大きな船を先に行かせましょう。もうひとつ驚いたのは2艇を舫うロープを受け取る相手がおらず、港で取材していた内田正洋さんと、一緒に見ていた彼のサバニ仲間が急いで駆けつけて〈ホクレア〉と〈カマヘレ〉をようやく着岸させたこと。この期におよんで陸からのサポートが組まれていないことには慌てました。このような段取りは、今後の寄港地での小さいようでいて非常に大きな課題となりそう。

写真は「発見後」間もない時の〈ホクレア〉クルーです。非常に寒かったし、全員防寒着でフル装備なんだけど、マカナニさんだけは上半身ハダカでした。下の写真は言うまでもなく、ヨットの姿をした〈鋼鉄船・カマヘレ〉。この船、あんなに揺れるものとは思っていなかった。
by west2723 | 2007-04-24 12:42 | ホクレア

島が見えた!

22日午後3時、クルーから「ナイノアは明日の朝には到着できるだろうと言っている」との連絡。迎えに行く小さな漁船は片道30マイルしか走れないため、近づいたら探しに行こうということで、深夜の2時から待機に入りました。が、その時点でのカマヘレからの連絡によると「視界が悪く、島が見えないので停滞する」とのこと。島を見失ったのは黄砂のせいではないか、というのは地元の漁師さんの話です。そうか、いかに歴戦のクルーとは言え、東アジアに特有の黄砂までは頭に入っていなかったのかもしれない。

その後は2時間おきに連絡を取り合ったものの、〈ホクレア〉は細長い沖縄島に沿うようなカタチで60マイル沖を北上。朝6時の時点で沖縄島の北端と南端のちょうど間あたりで道に迷っているようでした。

とりあえず仮眠。昼ご飯でも食べようかと起き出したところに〈カマヘレ〉を通じてナイノアから連絡。島が見えたようです。ということで、到着は本日夜。朝まで待機するのかどうかは微妙な時間帯に入りそうです。そろそろエスコートボートに乗る準備を始めます。
by west2723 | 2007-04-23 13:17 | ホクレア

そして各寄港地のイベントは……

スケジュールが直前まで定まらないため、問い合わせ先だけ紹介してほしい、という歓迎イベント主催者もおられるようです。お気持ちを察しつつ、お伝えします。今日のお知らせは長いよ〜。
もちろん、日時内容などの変更の可能性は常につきまといますので、参加される方はそれぞれの主催者宛、事前のお問い合わせをよろしくお願いします。

●熊本(宇土市)
宇土市教育委員会文化振興課 0964-23-0156
〜航海術に学ぶ知恵と勇気〜
宇土市は「ホクレア号30年の航海と歴史」という〈ホクレア〉関連の講演はもちろん、「大王のひつぎ実験航海の意味するもの(杉村彰一氏)」「古代船海王と船団航海(下川伸也氏)」などなど、興味深い講演が多く予定されています。が、〈ホクレア〉到着の日程が読めないため、開催時期については非常に苦慮されているとのこと。予定は5月1日午後2時〜4時。宇土市民会館にて。
〈ホクレア〉の到着如何に関わらず開催される可能性もあるので、受講を希望される方は、事前に上記のお問い合わせ先にご確認を。

●長崎
長崎ホクレア号歓迎委員会事務局:フラココ TEL&FAX 095-829-3168
イベントスケジュール問い合わせ:長崎県地域振興部国際課 095-895-2087
入港、出迎えは野母崎港 漁船はもちろんペーロンも繰り出しての賑やかな出迎えになりそうです。翌日に出島ワーフに移るとのプランです。

●福岡
「ホクレア号」福岡寄港歓迎イベント 青少年セミナー募集要領(北九州会場)
1趣 旨
星、月、太陽などの天体の様子から船の位置を割り出し航海を行う、古代ポリネシアの遠洋航海カヌーを復元した帆船「ホクレア号」の福岡寄港をとらえて、主に、青少年を対象とした天体や海洋に関するセミナーを開催するもの。
2日時及び場所
  平成19年5月13日(日)13:00〜15:00
  北九州市児童文化科学館 プラネタリウム
3 内 容
  ホクレア号紹介                    15分
  国立天文台ハワイ観測所職員による天体の話(遠隔講演) 30分
  ホクレア号関係者による星と海洋の話          45分 (計90分)
4 募集方法
  ●対 象 者 一般市民
  ●参 加 費 無料
  ●申込方法 
   ○往復ハガキ、FAX、電子メールで、参加者全員の氏名(ふりがな)、学年または年令、郵便番号、住所、電話番号、及び「青少年セミナー」と記入して、5月7日17時(必着)までに下記の福岡県生活労働部国際交流課へ。
   ○応募の結果は、5月9日までに同課から次の方法で通知します。
    ・往復ハガキで申し込みの場合……返信用ハガキで通知
    ・FAXで申し込みの場合……FAXで通知
    ・電子メールで申し込みの場……電子メールで通知 
   ○定員270名(応募者が定員を超えたときは抽選)
  ●申 込 先 〒812-8577 福岡市博多区東公園7-7
        福岡県生活労働部国際交流課「青少年セミナー」係
        TEL:092-642-3200
        FAX:092-642-3224
        E-mail:intrel@pref.fukuoka.lg.jp
  ●問い合わせ先
   北九州市立児童文化科学館 TEL:093-671-4566/FAX:093-671-4568
5 主催等
  主催:ホクレア号歓迎行事実行委員会、福岡県、福岡県教育委員会、(財)福岡県国際交流センター
  共催:北九州市教育委員会 

「ホクレア号」福岡寄港歓迎イベント【青少年セミナー】実施要領(久留米会場)
1趣 旨
星、月、太陽などの天体の様子から船の位置を割り出し航海を行う、古代ポリネシアの遠洋航海カヌーを復元した帆船「ホクレア号」の福岡寄港をとらえて、主として青少年を対象とした天体や海洋に関するセミナーを開催するもの。
2日時及び場所
  平成19年5月19日(土)
  14:00〜16:00 福岡県青少年科学館(プラネタリウム)250名
3 内 容
  「ビショップ・ミュージアム」プラネタリウム用プログラム
  「エクスプローラーズ〜(探検者立ち)〜(日本語版)」の上映 30分
  国立天文台ハワイ観測所職員による天体の話(遠隔講演) 20分
  石川直樹氏による星と海洋の話             60分(110分)
4 募集方法
  ●対 象 者 一般県民
  ●参 加 費 無料
  ●申込方法 
   ○往復ハガキ、FAX、電子メールで、参加者全員の氏名(ふりがな)、学年または年令、郵便番号、住所、電話番号、及び「青少年セミナー」と記入して、5月7日17時(必着)までに下記の国際交流課へ。
   ○応募の結果は、5月9日までに国際交流課から次の方法で通知。
    ・往復ハガキで申し込みの場合……返信用ハガキで通知
    ・FAXで申し込みの場合……FAXで通知
    ・電子メールで申し込みの場合……電子メールで通知
   ○定員250名(応募者が定員を超えたときは抽選
  ●申 込 先 〒812-8577 福岡市博多区東公園7-7 
        福岡県生活労働部国際交流課「青少年セミナー」係
        TEL:092-642-3200
        FAX:092-642-3224
        E-mail:intrel@pref.fukuoka.lg.jp
5 主催等
  ホクレア号歓迎行事実行委員会、福岡県、福岡県教育委員会、(財)福岡県国際交流センター

※もう一カ所福岡会場にて、13日と同様のイベントが5月12日に予定されています。


●山口(周防大島)
ここに関しては語るべきことが多すぎるので、とりあえず周防大島町の公式HPを紹介しておきます。
http://www.town.suo-oshima.lg.jp/news/2007/hokule'a.htm

●広島
広島では打瀬船が出迎えるという話ですが、広島で歓迎イベントを企画されている方が以下のようなHPを教えてくれました。これを見ているだけで広島に行きたくなってしまいます。瀬戸内海の人、みんな凄いです。個人的には、磁石ひとつ持って、打瀬船でアメリカに行っちゃう話が好きだなぁ。
http://www.bes.ne.jp/forum/bingoohrai/robouta/old/081/
http://www.ecf.or.jp/bunkaehime/tokusyuu/tokusyu49/tokusyu4.html
http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Cosmos/8563/16gou.html

ということで、本日は長くなりました。イベント情報の続きは〈ホクレア〉の北上と共にお知らせします。なお、くどいようですが、上記の内容は変更の可能性が大きいので、参加ご希望の場合はお問い合わせをお忘れなく。
それでは、沖縄まで出迎えに行って参ります。今、関東で吹いている強い南西風が、〈ホクレア〉への追い風となっていることを願っております。
by west2723 | 2007-04-21 20:50 | ホクレア

今後のイベントスケジュールなど

c0090571_2083683.jpgまずはHokulea2007基金で頑張ってくれているミュージシャン、Chaisin' Dragonさんのイベントをご紹介。
●Mahalo Hokule'a / ありがとう ホクレア@Bagus(和歌山)
4/29 (sun)
ホピの予言上映
祈りの唄 & TALK / 辰巳玲子
ホクレア TALK & LIVE / HALKO、ニバーズ、REDEMPTIONS、りんどう、 信藤真実,山本公成

4/30 (mon)
13の月の暦 / 冨田貴文
六ヶ所村ラプソディー上映
ホクレア TALK & LIVE / 岡野弘幹、PIKALE、チェイシンドラゴン、 Bagus Band、HALKO
1 day : 2000 yen 2 days : 3000 yen

@ Bagus 073-444-2559 / 和歌浦
宿泊予約 木村屋 073-444-0155
http://www.wakanoura.com

c0090571_2018422.jpg●HOKULE'A FRIDAYS #3 in Kumamoto by Chasin' Dragon(チェイシンドラゴン)
5/4(金)
Guest Musician/サヨコオトナラ、Coby
DJ : トニー吉川&龍田音楽研究所
@ The Breakers Cafe & Surf / Kumamoto, Japonesia 096-328-8610
8:00 PM Open
2500 yen (w/1 drink )

c0090571_2021138.jpg●ホクレア号航海2007基金ライブ in KUMAMOTO
5/10(木)
6:00 Open
@ Felicia 096-354-7539
出演/Chasin' Dragon、東田トモヒロ、熊本ジェンベクラブ、Poly Riddim、HIDE、Coby
http://www.fehemp.net
by west2723 | 2007-04-21 20:08 | ホクレア

4月21日、昼の情報

本日4月21日13時08分現在、北緯23.55018、東経130.2866。相変わらず〈ホクレア〉には東風のターボがチャージされ続けているようで、このまま行けば23日到着というのがもっぱらの観測です。なので僕は日曜日に沖縄に行きます。到着が早すぎた場合、どこか別の港にいったん入港するという話もあったようですが、今のところ入国手続き以降、セレモニーまで糸満港ですべてシンプルに行うとのこと。おそらく(あくまでも"おそらく"ですが)23日中には日本の海に浮かぶ〈ホクレア〉と〈カマヘレ〉の美しい姿を見ることができそうです。

ところで各寄港地のイベントや問い合わせ先に関して、ようやくカタチが見えてきました。いずれも直前の発表にならざるを得ない状況ですが、これから順次お知らせして行こうと思ってます。
by west2723 | 2007-04-21 00:40 | ホクレア