2006年 11月 22日 ( 1 )

Geronimo,an American Legend / Music by Ry Cooder

c0090571_0593696.jpg気分が滅入っている時は音楽を聴く。凹んでいるわけでもなく、鬱でもないけれど、ちょっと周りにイライラした時にはサウンドトラックを聴いて、酸性になった気分を中和することが多い。
で、今日のアルカリはこのアルバムだったという次第。以前から気になっていたんだけど、Ry Cooderという人がブルーノートスケールから解放された場合、意外に日本的なメロディを作り上げてくることが多い(多かった、と言うべきかな? 最近はあまりアルバム出していないし)。まるで文部省唱歌のような、懐かしいメロディに惹かれるのだ。

このアルバムを聴けば何を言っているのかがわかると思う。壮大な日本昔話、アメリカ南部風味という感じ。主役がネイティブアメリカンで、彼らの祖先がモンゴロイドで、日本人とは遠い先祖が同じで、という人々の音楽を忠実に再現しようとするとこうなるのだろうか。しかし、Ry Cooderにはネイティブアメリカンとは関係ないテーマでも「日本的」な演奏が多い。『Long Riders』のテーマ然り『Alamo Bay』然り。この人のココロの中には文部省唱歌のようなメロディが流れていると思う。

ところで、このアルバムは売れなかったんだろうなぁ(発売は1993年)。でも、持っていて損はないはず。それどころかRy Cooderのサウンドトラックの中でも特にお勧めの1枚です。
by west2723 | 2006-11-22 01:13 | 音楽