半覚醒状態の不思議

時々言葉だけの夢を見ることがある。言葉だけだから「見る」とは言わないのかもしれないけど、まあとにかく、会話だけだったり演説だったり朗読のようなものだったり、言葉しか響いてこない夢を見ることがある。こういうコトって、皆さんにもあるのでしょうか?



その夢はたいてい眠りから覚める頃、軽く目を覚まして再び眠りに落ちるような、半覚醒状態の時に現れる。まるでつけっぱなしのラジオを聞くように、夢の中に現れる言葉を聞きながら眠るという仕掛け。だからほとんど真剣に聞いてはいないんだけど、たまに聞いてみると非常に良いことを言っていることがある。しかも普段の自分のアタマでは決して思いつかないような論理展開なので、感心しながら聞いていることが多い。正確に言うと良いことを言っているような気がする、かな。なぜなら目を覚ました時に思い出そうとしても、ほんど思い出せないわけだから。

で、聞いてしまったんですよ、今朝もまた。今回はかなり覚醒に近い状態だったので、わりと鮮明に内容を覚えている。それは海と陸との決定的な違いについて、というような会話だった。僕が女性か男性かもわからない誰かからインタビューを受けていたのか対談していたのか。そのあたりは鮮明ではないんだけど、覚えているのは僕が答えた言葉だ。

「陸上での暮らしは時代と共にラクになって行くでしょう? 道が舗装されたり、エスカレーターができたり、クルマで移動できたり。建物に入れば暖房があるし冷房があるし、水だって用意されている。でも、ビーチから一歩でも海に入ると、そこは何億年も変わらないわけ。だから海に入ると、人は太古の昔も今も変わらない経験をすることができる。波に乗ったり呑まれたり、潮に流されたり風に吹かれたりね。唯一進化したことと言えば、ウェットスーツが登場したことくらいじゃないかな」

こうして言葉にすると出来過ぎのような気もするけど、およそそんな内容だった。
夢というのはここ数日の間に脳に入った情報を整理する過程で現れるもので、本棚の整理に例えられることが多い。最近買ってきてバラバラに並べていた本を、ジャンル別に並べ替えるとしましょう。その時、何冊かの本をいったん床の上に置いたりするでしょう? その、床の上に置かれた本が夢となって現れるというわけです。
つまり、ここ数日の間に僕は海のことを考えながら情報処理できなくなった場面があるということだけど、思い当たらない。ただし、企画書は書いてますよ、新しい雑誌の。しかも、その雑誌は海の話がけっこう多く出てきます。きっと、それだね。
by west2723 | 2008-03-01 20:16 | 陸での話


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