忘年会用の思い出話、投入!

今になって、テレビ新広島制作による『光の海道』を繰り返し繰り返し見ている。間抜けなことに放送を見逃したために、友人が撮っていたDVDを借りたのだ。
感激屋のダミさんらしい編集だな。「じいちゃんばあちゃんが〈ホクレア〉を見て呆気にとられているようす、たまらんですね」と口癖のように言っていたけど、その通り、寄港地のご老人たちが懐かしそうに〈ホクレア〉を眺めるようすやコメントがたくさん入っていていい! そして何より、今では伝説となった櫂伝馬や打瀬船と〈ホクレア〉との邂逅が見られるんだから、それだけでもこの録画は一生モノだと思うよ。

1時間では短いという評判だったけど、寄港地を瀬戸内海に絞ることによって、同じ日本列島の中にも地方によって独特の海文化があることがかえってクローズアップされる。この編集は成功ですね。
番組の長さもちょうどいいと思う。入れてほしかったのは、荘厳な神舞に続き、お返しに祝島で披露された〈ハカ・ホクレア〉と、それを子どもたちが『リパブリック賛歌』で返すという一連の流れ。そしてアトウッド・マカナニさんが延々とミカンを食べ続けながら宮島を絶賛していたというロングインタビューくらいか。ところでこの番組、年末年始に日本に帰れない人のために、1月3日、ハワイでも放送の予定。ハワイ州観光局の計らいらしい。相変わらず頑張ってますね、観光局の皆さん。

もちろん九州での歓迎のようすも映像で見たかったし、七里ヶ浜や、セイルを広げた横浜入港のようすも見たかったけど、あくまでも制作は広島の放送局なのだ。だから瀬戸内海の凄さを見せてくれればそれでいいんだと思った。それにしても若々しいなぁ、打瀬のご老人たち。あとは吉田清継さんの番組が楽しみでなりません。吉田さんはカッチョよくまとめて来るんだろうなぁ。
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番組を見終わった後、マカさんに誘われて、ダミさんと共に〈ホクレア〉のワッチをした(ってゆーか泊まっていっただけなんだけど)朝を思い出した。天気の良かった横浜寄港中、あの朝だけは雨が降っていた。で、雨音で目を覚ました。一瞬「ここはどこ?」と驚いたけど、アタマを覆うバンクの布を見て、「ああ、ここは〈ホクレア〉の上だったんだ」と思い出した。寒さで少しカゼをひいたようで、少し頭痛がして、〈ホクレア〉に泊まった高揚感よりも、まだ誰もいない港の朝の風景に心細くなるばかりだった。

バンクのファスナーを開けて外に出てみると、寒い! しばらく深呼吸なんてしてみたけど、それ以上何もする気が起きず、雨に濡れた〈ホクレア〉のデッキの写真を数枚撮って、またすぐにバンクに潜り込んだ。暖かい。あの中はホントに暖かく、寝心地も良く、僕は再び眠ってしまったのだった。その朝は月曜日。つまり仕事が始まる日なのに、こんな調子で大丈夫なんだろうか、なんて思いながら、もう、どうにでもなれ、と。
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という単なる思い出話でした。ところでハワイアン・エアラインの機内誌の10月号で日本航海の特集をやっていたんですね。内野さんのブログからの情報です。この雑誌、編集長は日本人なんじゃなかったかな? 興味のある方は取り寄せてみましょう。
by west2723 | 2007-12-20 00:45 | ホクレア


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