5月29日、宇和島では雨が降っています

入港の28日は快晴。午前中は船の安全を守ってくれるという和霊神社にお参りし、前日さんざん盛り上がった『ジャコ天』の工場を見学させていただき、そのイキオイで温泉に行って身を清めるなど、ディープな観光をしてまいりました。クルマで回ってみると海岸線の複雑さはかなりのもの。海からしかアプローチできそうもないキレイなビーチがあったりして、ここでシーカヤックを漕いだら楽しいだろうなぁ、なんて、海を見ながらしみじみするのもいいもんです。
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出迎えのカヤックやカヌーの人たちが待機しているという「覗き岩」というポイントに向かった。ここが港への入り口で、水平線の向こうからやってくる〈ホクレア〉を探しながら、周りの人と「あれが〈ホクレア〉かな?」「いや、あれはヨットじゃないすか?」なんて会話をしながら待ちたかったのだ。〈カマヘレ〉に乗る西村さんに電話をしてみる。「あと、14〜5マイル。到着は2時間後ですかねぇ……」追い風。時化ている。そして〈ホクレア〉は、ジブセイルまで広げて帆走中とのこと。
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出迎えのヨットや漁船などが横一列に並んで近づいてくるので、比較的かんたんにみつけることがでた。そんな中に1艇、マストの部分が膨らんで見える船がいる。きっとあれだろう。仕事を休んで朝から待っている、という作業服姿のお父さんがカメラを取り出す。20艇ほどのカヌーやカヤックが、ゆったりと漕ぎ出して行く。中にはカヌーを2艇つなぎ、子どもたちを乗せたカタマランの家族連れもいる。ホラ貝を用意しているシブいおじさんもいるね。
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山がちな島を背景に、〈ホクレア〉は非常にゆっくり進む。目の前を通り過ぎた後、港へ引き返す途中で〈えひめ丸〉による出迎えの汽笛を聞く。海沿いの家に住む人たちも、2階の窓から、あるいは玄関先から、まるで黒船でも眺めるような表情で、ハワイからやってきたという不思議なカタチをした船を見送っている。そんな港町の雰囲気に、あの〈ホクレア〉のゆっくりした速度がすっかり溶けこんでいる。女王様は決して急がないのだ。
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今日は雨です。停泊中の港に〈ホクレア〉を見に来る人影もまばら。クルーは市内観光に出かけ、僕は強烈な眠気に襲われています。そうそう、一緒に宇和島にやってきた茅ヶ崎のYASUは、昨日の夜中に〈ホクレア〉を覗きに行ったらマカがいて、さっそく酒盛りになったらしい。
by west2723 | 2007-05-29 15:05 | ホクレア


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