マイスとホクレア

初めて見る〈マイス〉は「幅広なカヌーだな」という印象。デッキが広々としていて、住み心地は良さそうだ。ハルはナイフのように細く、寝心地は悪いけど速いンだろうなぁ。〈マカリィ〉の船長、チャド・パイションは、「〈ホクレア〉がキャデラックだったら〈マカリィ〉はポルシェなんだぜ」と言っていたけど、〈マイス〉はフォーミュラカーなのかもしれない。ミクロネシアまで行く間に、何度か〈ホクレア〉は置いて行かれるのかも。

今朝カワイハエに行ったら、今になってステアリングパドルの装着に追われていた。「何〜ぃ? 予定だと今日中にマフコナに行くはずなのに、まだステアリングをいじっているって……」いやな予感というか、悪寒が走った。デッキにはまだほとんど何も積まれてはいないし。
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一方の〈ホクレア〉は、ご覧の通り足の踏み場もないほど準備万端、生鮮食料品以外は積み込みを終えていて、いつでも出航、という状態なのかと思ったら、「昨日の大波でキャビンを覆うテントが破れちゃったんですよ。これから張り替えるので、15日いっぱいは出航できそうにないっすねぇ」と荒木タクジさん。とは言え、この程度の破損はダメージのうちには入らないということなのか、「あの状況でも〈ホクレア〉が無事に走る性能を持っていることが証明できた」というのがナイノアの判断だ。「海の荒れた状態も15日がピークだと思うので、16日には出航したい」とのコメント。
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2泊4日を3泊5日に延ばしたけれど、もう出航シーンの取材は諦めるしかなさそうだ。しかし、身内だけで行われるセレモニーにはぜひ来てほしい、と、ナイノアからのお誘い。「思うように取材できない場面も多いだろうれど、この場にいる全員が家族であることは理解してほしいんだ」。
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ところで、カワイハエで懐かしい人たちに会うことができた。以前、雑誌に出てもらったマウイの航海カヌー〈モオキハ〉を建造するクルーたちだ。雑誌を送っても届かなかったんだけど、ようやく手渡すことができた。タイガーと一緒に写った集合写真を見ながら、彼らは涙声になってしまった。愛すべきカヌーマンたち。写真中央は、初代〈ホクレア〉クルー、スネーク・アヒの息子さんだ。
by west2723 | 2007-01-14 13:53 | ホクレア


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