遠くに〈ホクレア〉が見える!

〈ホクレア〉は深夜にカワイハエ着となってしまい、しかも僕たちは港に入場できないということなので、ホテルでご飯を食べながら明日に備えようとしていた。そしたらこっちの夜9時くらい、カワイハエで到着を待つクルーから連絡が入った。
「遠くに〈ホクレア〉の灯りが見えてきました。この分だと、到着は夜中の12時30分くらいかも。いらっしゃいますか?」「カワイハエに僕たちはは入れないって聞いたけど?」「この時間だったら、どうにかなるのかも……しれない」

灯りが見えてなお3時間もかかるくらい、逆風に向かうのはつらいことなのだ。そのカヌーが、これから太平洋の遙か彼方のミクロネシアと日本を目指そうとしている。
「ナイノアは疲れていると思う。おそらく、明日いっぱいは休まないといけないでしょう」
この到着を出迎えることにした。今はいつもの貿易風。東風10mほどでしょうか。ウインドブレーカーが欲しいくらいの寒さ。空には満天の星です。ホクレアはどこだ?



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カワイハエでの出迎えは50人くらい。〈マカリィ〉の船長、チャド・パイションが僕たちを歓迎してくれた。ショーティは忙しそうだったので声をかけなかった。内野かなこさんはカメラに集中していた。基本的には〈マカリィ〉のスタッフが手伝う段取りになっていた。のんびり夕涼みをしながら、という雰囲気で待っている中、意外に淡泊に〈ホクレア〉は入ってきた。写真に写った水しぶきがリアルでしょう?
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カヌーを安全に繋留するまでの間、約1時間。エスコートボートがクルーを4〜5人ずつ陸上に運び、最後に日に焼けたナイノアを乗せる。オアフ島からハワイ島まで、向かい風の中を34時間。ナイノアの話によるとチャネルの風速は35ノットだったという。つまり台風じゃんか! しかし〈ホクレア〉を降りたクルーたちは、全員何ごとも無かったかのように元気だ。鍛えられてます。
by west2723 | 2007-01-13 17:04 | ホクレア


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