日本航海を3ヶ月遅らせるというアイデア、人気急上昇中!

このアイデアは悪くないです。こうすることによって、今抱えている問題点の半分は解決できるはずです。で、どのようなアイデアかというと、〈ホクレア〉が沖縄に到着後、3ヶ月間お休みに入り、カーチベー(夏至南風)と呼ばれる南風が吹き始めたら、つまり沖縄の梅雨が明けたら北上するというものです。その間、〈ホクレア〉を海洋博記念公園に預かってもらう。船底にはかなりの貝殻類が付着しているだろうから、ついでにそいつらをキレイに掃除して、改めて日本列島の難しい海域に挑むわけです。ナイノアの話によると、どうしても6月に帰らなくてはならない理由は無いとのこと。「何〜ぃ! それを早く言ってよ」ってなことから始まった話です。



もともとのスケジュールはマウの提案によるもので、ミクロネシアの海域が穏やかな時期を選んで決められました。が、それはあくまでパラオまでの話で、そこから先のことは知らんよ、という、荒っぽい計画。これでは日本行きはオマケのようなものです。が、パラオから先、沖縄が近づくにつれて逆風になることを、計画段階では誰も指摘しなかった。と言うよりも、計画に関わった人が、誰も知らなかった。そう、北西からの季節風がかなり残っているわけです。そこをタックしながら北上しなければならない。これではほとんど進まないし、もたもたしていると南岸低気圧が襲いかかる。
「それって台風よりも怖いわけ?」とナイノア。「台風は発生頻度も少ないし、仮に発生しても進路は予想できる。しかしこの低気圧は予測がつかんのよ」「……そう、だったのか……」

正直言って、ナイノアもチャドも、もう少し日本を勉強してから来て欲しいと思う。が今さら言ってもしようがない。しかし、今だったら計画は修正できる。安全に、そして予定通りに日本航海を行うためには、急がば回れなのだ。ふたつの気候帯をまたぐのだから、一気に行けばどこかで嵐に出くわすのは当然のこと。だったら1シーズン、3ヶ月遅らせて、梅雨前線の通過を待って、その南側でコトを行えばいい。風に乗ったら熊本なんてあっという間。何だったら、南風の吹き始めに行われる、サバニ帆漕レースのスタートと共に本土を目指したらどうなんだろう。カッコいいと思うよ。

あとの課題は寄港地のお役所関係だけど、4月は人事異動の時期。出迎え担当だったはずの人が異動して、まったく事情のわからない人が代わりにやってくることもある。だったら人事も落ち着く夏に〈ホクレア〉を出迎えた方がいいに決まってる。どうですか? このアイデア。これが実現すれば、今、日本で頭を抱えて頑張っている多くの人が救われることになる。沖縄到着後3ヶ月もあれば、多少でも〈ホクレア〉に関心を持つ人が増えてくれるかもしれない。ナイノアさん、PVSの皆さん、そしてハワイ州観光局の皆さん、ぜひともこのアイデアに1票、お願いできないもんでしょうか。
by west2723 | 2006-12-30 16:06 | ホクレア


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