南岸低気圧

今日、首都圏に大雨を降らせているこの低気圧が南岸低気圧と呼ばれるもので、年明けから春先にたびたび現れる、かつては台湾坊主と呼ばれた低気圧です。首都圏に大雪を降らせる低気圧としても知られてます。こいつは突然発生し、突然発達する。針路は予測しやすいものの、発生頻度は台風よりもはるかに多いので、春の日本列島近海では最も怖い存在だと言えそう。こいつが〈ホクレア〉の北上中に現れなきゃいいと思っている。3月から4月、春の嵐に備えなくてはいけない。いつも心配ばかりしているけど、こんな心配など杞憂だったね、と、後から言うために心配している。ちなみに、この冬は首都圏に雪が多いとの長期予報。南岸低気圧の当たり年になりそうなのだ。いざという時に避難する港も確保しなくてはならない。〈ホクレア〉はもちろん、裏方である伴走艇の責任が重大になってくる。そこにはいったい誰が乗るんだろう? 沖縄から熊本なんていう、とても長い距離を。
by west2723 | 2006-12-26 12:33 | ホクレア


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