頑張りましょう、ハワイ州観光局!

今、有明のビッグサイトで世界旅行博というイベントが行われている。日本人観光客を誘致したいという国々が集まって、各国を紹介するブースが設けられ……というイベントで、ぶらぶら歩くだけでもけっこう楽しいので、この週末、時間の余っている方には覗いてみることをお勧めします。僕も夕方行ってみたんだけど、いやほんと、オレって行ったことのない国が多いんだなぁ、なんて、しみじみ思ったものでした。北欧とかバルト海のあたりとか、本気で行ってみたいな、時間があれば。

で、我がハワイです。



アメリカ合衆国とは別に、独立したブースが設けられている。さすがに規模はデカいです。そこのプレスカンファレンスにお邪魔したのだ。招待客はメディア関係の他に、旅行会社なども含めかなりの人数。展示内容は当然ながらホテルや観光スポットの紹介ということになるわけだけど、そこに〈ホクレア〉およびナイノア・トンプソンのパネルも大々的に掲げられているわけです。Monte Costaさんの美しい写真で。文章を読んでみても、じつに簡潔で充分な説明だと思った。

がしかし、残念なことに誰〜れも見ていないんだ。何人かの「ハワイ通」を自認する知り合いがいたので声をかけ「今、ナイノアが福岡にいるんだぜ」なんてことを話しても、「え、誰、それ?」という感じで、相も変わらずどこのゴルフ場がどうした、団塊世代のリタイアが始まってあーでもないこーでもないという話に移ってしまう。開会の挨拶に立った観光局の代表者が、ホクレアの写真を背景に「来年は〈ホクレア〉が来るかもしれない」とスピーチしても、誰も聞いていないんだから。

観光局の人にとって、ここはビジネスの場なのだ。ハワイの文化を語るよりもハワイへのさらなる投資を訴える場所なのだ。にもかかわらず、そのような場で、あえて〈ホクレア〉を持ち出す慧眼こそ賞賛されなくてはいけない。しかし、お客さんがついてきてくれない。
「その〈ホクレア〉って船の話はもういいから、そろそろシゴトの話をしよう」

このもどかしさと、観光局は来年の春まで戦わなくてはならないのだろう。それが「本当にいいもの」を知ってしまった人たちの宿命なのだ。僕だって「あの雑誌」を出した時の周囲の冷たい反応を忘れてはいないよ。
「その〈ホクレア〉が来るからって、何が凄いわけ?」「だって売れないでしょう、そんな雑誌?」そんな言葉を、よりによって「サーファー」を自称する編集者から浴びせられたこともあった。

ここから先をどのように突破するかについては、僕にもいくぶん経験があります。お知らせしましょう。知恵はあんまり無いけど、何でも聞いてください。そして来年の春に向けて、じっくり頑張りましょう。もちろんこのブログを見ている皆さんも、ハワイ州観光局の〈ホクレア〉プロジェクトを応援してくださいね。
by west2723 | 2006-09-22 21:05 | ホクレア


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