Surrealistic Pillow

c0090571_19171280.jpgこの夏はハワイのFM局のストリーミングにはまっていて、iPodにさえあまり触っていなかった。けれど空気はいくぶん秋っぽくなってきたし、ということで、久々にiPodをランダムにして東名高速へ。そして本日のストライクがこれ、Jefferson Airplaneでした。

ま〜た古いの出してきたね、とお思いでしょうが、古くない。聴いてみると全然古くない。たしかにこの頃のベイエリアの音楽というと、いろいろ試み過ぎて大失敗しているものが多い。キモチはわかるだけどやり過ぎな演奏。ただのフォークにオーケストラを持ち込んで失敗してしまうような、いつか名古屋で食べた焼きそば味のパスタのような……。その点、彼らもいろいろ試みているんだけど、非常に高い次元で完成していると思うわけです。だからこそ決して古くならない。

このアルバムでは『Somebody to Love』という曲が有名だね。聴けばほとんどの人が知っている曲だと思う。しかし今回やられたのは『You are my Best Friend』という曲だった。非常に分厚いカントリー風コーラス。この頃、つまり1960年代後半のベイエリアなんて言ったら、カントリーなんて最も保守的な音楽として嫌われていたはずだと思う。しかし彼らはお構いなしに吸収していたってわけだ。キーパーソンはヨーマ・コーコネンかな。ベイエリアのポール・マッカートニーとでも言うべき存在。あらゆるジャンルのポップミュージックの、いいとこ取りが天才的。

そして何より、このアルバムタイトルがカッコいいと思う。ファッションも、インテリなんだかニートなんだかワカッテいるのかダサいだけなのか、よくわからないアヤウイ感じが非常にいい。今、ボーダーのTシャツをジーンズから出さずに突っ込んで、セルフレームの黒縁メガネでロックやってたら、かなりレベルは高いと思うよ。少なくとも、アタマにバンダナ巻いた団塊オヤジより、四畳半フォーク復活ムーブメントなんかより、絶対にカッコいいと思う。試してみるべし!
by west2723 | 2006-09-02 19:40 | 音楽


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