東京・有明にフェリーターミナルがある

コトの起こりは東京・有明にフェリーターミナルを発見したことだった。今月のとある暖かい一日、自転車で湾岸エリアを流していた時に「→東京フェリーターミナル」という道路標示を見つけたのだ。もちろん、以前からこの表示はあったし見たこともあったんだろうけど、「見る」ことと「興味を持つ」こととは全く意味が違う。まとにかく、この時に初めて興味を持ったのだった。

フェリーターミナルというものは、どの街に行ってもたいてい殺風景で寂しい工場地帯の隅っこにある。走っているクルマといえばトラックばかりだし、こんなところには普通、用もないのに行こうとは思わないものだ。それがまた、人々からフェリーを遠ざける理由になっている。空港だったら見学者もいるし、飛行機を見ながら食事をすることもできるけど。

ターミナルビルは意外に立派な建物だった。ヒマな地方空港ビルを少し小さくしたようなオモムキ。ただし、中に入っても誰〜れもいないのだ。使えるのは自販機とトイレくらい。ちょっと見には廃業してしまったか、あるいは週に一便くらいしか船が出ていないんじゃないかと思えるほどの寂しさだ。がしかし、タイムテーブルを見ていたら毎日一便出ていることがわかった。行き先は徳島、そして北九州。毎朝5時30分に徳島からの船が入り、毎晩19時に徳島行きの船が出る。不定期ながら苫小牧行きの船もあるらしいし、少し離れた埠頭からは沖縄行きのフェリーも出ていることがわかった。
by west2723 | 2010-05-30 18:05 | 陸での話


<< 海の道、入門編 日めくりカレンダー >>